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New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.389

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.389

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2006年05月30日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

Two decades of change in an African Village
*「New Internationalist」と「New Internationalist Japan」をセットでお届けしています。
◆ NI & NIジャパン 2006年5月号 No.389◆
≪New Internationalist 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 バック・トゥー・ザ・フューチャー <NIJ>
20年前に初めて訪れたブルキナファソの村。そこでアフリカの村と人にじかに触れて多くを学ん
だクリス・ブレイザー。10年前に続く3度目の訪問で、今回彼は何を感じたのか。
5 サブテンガ村の様子 <NIJ>
サブテンガ村の地図と写真。
6 最も知りたかったこと <NIJ>
果たして、20年前と比べて村の生活は向上しているのだろうか?
8 昔ながらの生活、変わる生活 <NIJ>
きびの脱穀からデビッド・ベッカムTシャツまで、新旧のものが入り交じった生活の様子。
10 変わる女性たちの生活
重労働の一つだった水くみから女性器切除まで、これまで当たり前だったことも変わってきた。
その一方で、一夫多妻制は当分揺るぎそうもない。
13 妻4人に子ども19人 <NIJ>
一夫多妻制とは、実際どのようなものなのだろうか?
14 貧困によって奪われる教育機会
学校や新しい教室が作られ、初等教育を受ける環境は向上した。しかし多くの貧しい家庭にとっ
て、子どもを中学校に送ることはいまだに簡単なことではない。
16 まさに命がけの妊娠と出産
妊産婦死亡率が出生1,000人に1人(日本は10万人に6.5人)と極めて高い割合のこの国で、ブレ
イザーも個人的な体験からそれを実感することとなった。
18 ブルキナファソ ― その事実 <NIJ>
18 村長と代理委員 <NIJ>
サブテンガ村の権力をめぐる静かな闘い。
19 再選を果たしたコンパオレ大統領
クーデターを起こして偉大な革命家と呼ばれていたトーマス・サンカラを暗殺し、現在の地位に
就いたコンパオレ大統領。2005年11月、彼は1998年の選挙に続き圧倒的な支持を得て再選を果た
した。人々はなぜ彼を支持するのか。
20 生活向上の立役者 <NIJ>
地元に根付いたNGOの活動と、それによって変わるコミュニティーの生活と人々の意識。
22 世界のニュース <NIJとメルマガに一部掲載>
母親たちの最後のデモ行進(人権)/欧州連合とモロッコの怪しげな漁業協定(西サハラ)/ロ
レアルに買収されたボディショップ(企業動向)/フランスによる南太平洋核実験の影響(核兵
器)/ほか
25 ワールドビーターズ
社会のインフォーマルな部分を通常の経済活動に組み入れて貧困層を救済する。このエルナンド・
デ・ソトの考えは簡潔なものだが、世界中の政府、銀行家、援助団体をうならせた。だがそれで
も、自由主義経済の影響から逃れられるものではなかった。
26 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
28 南の国からの一コマ
インド人写真家が撮った、在りし日のムンバイの時計屋。
29 デリーで考える
新しい地下鉄の開通に沸くデリー市民。地下鉄に乗ることを楽しむ人々の様子をUrvashi Butalia
が伝える。
30 エッセイ ―― 風刺画にまつわる衝突
デンマークの新聞から始まったムハンマドの風刺画問題。グローバルな文化に対応するために、
私たちはそこから何を学ぶべきか。
32 ビッグバッドワールド
Polypが描く、人々の考えに作用する最新の特効薬とは。
33 社会を揺さぶる人々
「家にこもって何もせずに泣いてばかりいても、社会は何も変わらない」。アルゼンチンのディ
スコで起きた大惨事で弟を亡くしたDiego Rozengardtは、こう考えて政治活動を始めた。
34 読者の声
35 モーリシャスからの手紙
昨年の選挙で誕生した労働党政権は、人々の生活に影響を与えるさまざまな変化をもたらした。
36 世界の国のプロフィール ―― チリ <NIJ>
≪New Internationalist Japan 目次≫
(本文は日本語です)
1 イントロダクション ― 現実の変化とイメージの再構築
2 バック・トゥー・ザ・フューチャー (NI p2-4の翻訳)
9 最も知りたかったこと (NI p6-7の翻訳)
14 サブテンガ村の様子 (NI p5の翻訳)
16 妻4人に子ども19人 (NI p13の翻訳)
18 ブルキナファソ ― その事実 (NI p18-19からの翻訳)
21 村長と代理委員 (NI p18からの翻訳)
22 昔ながらの生活、変わる生活 (NI p8-9の翻訳)
25 生活向上の立役者 (NI p20-21の翻訳)
30 コンタクトポインツ
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための情報源。
32 世界の国のプロフィール ―― チリ (NI p36の翻訳)
36 世界のニュース (NI p23からの翻訳)
欧州連合とモロッコの怪しげな漁業協定


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