雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.390

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.390

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2006年06月30日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

◆ NI & NIジャパン 2006年6月号 No.390◆
ベネズエラで進む革命とは
The Venezuelan Revolution
≪New Internationalist 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 ベネズエラ革命の内側 <NIJ>
ベネズエラで起きている民主的な変化とは。
4 シモン・ボリバルについて <NIJ>
5 小さな青い本
全国民が持っているという小さな青い本。そこにはベネズエラの憲法が収められている。その革新的
な内容に触れてみよう。
6 保健医療を担うキューバ人たち <NIJ>
キューバ人医師たちの親切な行いにより、ベネズエラのスラムにも医療サービスが提供されるように
なった。
8 貧富の間に横たわる石油 <NIJ>
「黒い呪い」と呼ばれる石油が膨大に眠るマラカイボを訪ねた。
10 融合する民間人と軍人 <NIJ紹介のみ>
文民社会における役割を与えられる軍人と、軍人のような役割を期待される民間人。ベネズエラで進
む両者の融合とは。
12 ベネズエラ小史 <NIJ>
植民地時代の苦闘から今日のボリバル革命の広がりまで、時代のポイントを見る。
14 革命の主役は誰か
暴力ではなく、人々が状況を見て・感じて・理解して進む革命の中で、政府はどんな役割を担うの
か。匿名を条件に政府関係者が語る革命のビジョン。
16 教育におけるボリバル主義
学校や識字教育でも色濃く反映されているボリバル主義。それは数々のプラス効果を生み出している
が、政治的影響は教育から排除すべきだという意見も聞かれる。
18 ベネズエラとボリバル革命― その事実 <NIJ>
20 スラムを訪ねて
カラカスの丘にあるスラムを訪ね、革命の主役とされる草の根の人々の現状を見ながら話を聞いた。
22 世界のニュース <NIJとメルマガに一部掲載>
米国のメッセージを広げるピンクの「iPod」(アフガニスタン)/グアンタナモのスターバックスを
めぐる顧客とのやりとり(企業動向)/ブログオン アフリカ!(女性)/タジキスタン最後のユダヤ
教礼拝堂の行方(宗教)/ほか
25 ワールドビーターズ
医学生からゲリラのリーダーになり、その後エチオピアのリーダーにまで上り詰めたメレス・ゼナ
ウィ首相。その支配は厳しく、報道の自由は制限され、反対派には容赦しない。
26 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
28 南の国からの一コマ
地球温暖化や石油採掘など、さまざまな危険にさらされている北極野生生物保護区域から伝えたいこ
と。
29 エルサレムで考える
国民の関心を集めることなく終ったかつて無いほど退屈なイスラエルの選挙と欧米の平和への無関
心。そして、中東の混乱は今も続く。
30 エッセイ ―― 昼夜を問わずよみがえる恐怖
ルワンダの虐殺を生き延びたJean Baptise Kayigambaが語る体験談。
32 ビッグバッドワールド
地球温暖化に対するベジタリアンからの警告。
33 社会を揺さぶる人々
時にはだまされ、または誘拐され、あるいは自分の両親に売られる。そうやってインドのムンバイに
連れてこられ売春を強要される少女や女性たち。彼女らを救うべく元ジャーナリストが立ち上げた
Rescue Foundationは、今日も困難な救出活動に取り組んでいる。
34 読者の声
35 モーリシャスからの手紙
選挙の度に、立候補者の民族と宗教が審査を経て認定される。だが、そんなことが必要だと考える人
は多くはない。
36 世界の国のプロフィール ―― モルディブ <NIJ>
≪New Internationalist Japan 目次≫
(本文は日本語です)
イントロダクション ―― 左派ラテンアメリカ諸国のけん引車
2 ベネズエラ革命の内側 (NI p2-4の翻訳)
8 シモン・ボリバルについて (NI p4からの翻訳)
9 ベネズエラ小史 (NI p12-13の翻訳)
16 貧富の間に横たわる石油 (NI p8-9の翻訳)
20 ベネズエラとボリバル革命― その事実 (NI p18-19の翻訳)
26 保健医療を担うキューバ人たち (NI p6-7の翻訳)
30 融合する民間人と軍人 (NI p10-11の紹介)
31 コンタクトポインツ
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための情報源。
32 世界の国のプロフィール ― モルディブ (NI p36の翻訳)
36 世界のニュース (NI p22-24からの翻訳)
・グアンタナモのスターバックスをめぐる顧客とのやりとり(企業動向)
・ブログオン アフリカ!(女性)
・タジキスタン最後のユダヤ教礼拝堂の行方(宗教)


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