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New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.394

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.394

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2006年10月30日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

*「New Internationalist」と「NIジャパン」をセットでお届けしています。
ヨーロッパよ、どこへ行く
Europe! - Resisting corporate design
◆ NI & NIジャパン 2006年10月号 ◆
≪New Internationalist No.394 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 ヨーロッパの未来を握るのは誰か<NIJ>
企業支配が進む欧州連合を、リチャード・スウィフトが詳細に調べる。
4 私たちのヨーロッパ
社会制度や経済運営に関しては、徐々に新自由主義の米国との共通点も増えてきているヨーロッパ。
だが、社会的背景や生活観も違うヨーロッパは、今後もより一層米国に近づいていくのだろうか。
スーザン・ジョージの分析。
6 ヨーロッパvs米国<NIJ>
数字が表す対照的な二つの社会の違い。
7 スウェーデン・モデルを守れ<NIJ>
スウェーデン人は今まで自分たちのやり方でやってきた。欧州連合に加盟後、いくらか譲歩を強い
られたが、やはり高負担・高福祉の社会モデルはいまだに健在である。しかしそれは、今後も保証
されるのだろうか。
9 バルセロナか、それとも地獄か<NIJ>
母国の悲惨な状況に押し出され、ヨーロッパの文化・経済状況に引き寄せられる移民たち。欧州連
合は、彼らにどう対応したらよいのだろうか。
11 EUは開発途上国に優しい?
政府開発援助の質・量ともに定評のあるヨーロッパ諸国。しかし、開発途上国への姿勢はそれだけ
では評価できない。
12 ヨーロッパの問題 ― その事実<NIJ>
14 フランス人が守った雇用の権利
昨年、若者の「柔軟な」雇用対策である初期雇用契約(CPE)の発表を発端に抗議行動が起きた。そ
のような新自由主義の侵略に「non」を突きつけ、CPE撤回に至ったフランス独自のやり方を検証す
る。
16 EU拡大にたれ込める暗雲
2007年1月からのEU加盟が決定したルーマニアとブルガリア。それを見越した企業はすでに手を打ち、
EUで禁じられている遺伝子組み換え作物の普及を両国で図っている。
18 社会主義的なものと新自由主義的なもの<NIJ>
欧州連合に混在する二種類の異なるビジョン。
20 ヨーロッパの次の一手<NIJ>
現在のEUに不満を持つ新たな反対派が、ヨーロッパ全体で協力関係を結び始めている。しかしそれ
は、旧来の反対派である外国人排斥やナショナリズムを掲げていた右派とは全く異なる人々で、全
く異なる目的を掲げている。
22 世界のニュース<NIJとメールマガジンに一部掲載>
狙われる学校(アフガニスタン)/不正投票への抗議(メキシコ)/パピアメント語の行方(言語
の絶滅)/むごたらしい写真の影響(レバノン)/ほか
25 ワールドビーターズ
冷戦時代にはブッシュ元大統領にソビエト専門家として概要説明を行い、今ではブッシュ現大統領
の最も重要な闘うパートナーであるコンドリーザ・ライス国務長官。2008年の大統領選に共和党か
ら立候補するといううわさが絶えないが、問題も抱えている。
26 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
28 南の国からの一コマ
バングラデシュで宗教と思想を歌い上げるバウル派のコンサートから。
29 デリーで考える
「真の優秀さ」を測る公平な環境が整っていないインドの現状について。
30 エッセイ ―― チャパレ地方のコカと社会
コカ生産者のリーダーとして草の根レベルで政治活動に取り組み、現在はボリビアのトップの座に
就いたエボ・モラレス大統領。彼の政治手腕をはぐくんだコミュニティーのフォトエッセイ。
32 ビッグバッドワールド
シンクロする悪者たちのお祈り。
33 社会を揺さぶる人々
コロンビアで人権擁護の活動をすることは死の危険が伴う。しかしそんなことも顧みず、Hernando
Hernandez Tapascoは活動を続ける。
34 読者の声
35 モーリシャスからの手紙
36 世界の国のプロフィール ―― ウガンダ<NIJ>
≪New Internationalist Japan No82 目次≫
(本文は日本語です)
イントロダクション ―― 老舗のこだわり
2 ヨーロッパの未来を握るのは誰か (NI p2-3の翻訳)
6 スウェーデン・モデルを守れ (NI p7-8の翻訳)
11 バルセロナか、それとも地獄か (NI p9-10の翻訳)
16 ヨーロッパの問題 ― その事実 (NI p12-13の翻訳)
22 社会主義的なものと新自由主義的なもの (NI p18-19の翻訳)
24 ヨーロッパの次の一手 (NI p20-21の翻訳)
29 ヨーロッパvs対米国 (NI p6からの翻訳)
31 コンタクトポインツ Contact Points
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための日本国内の情報源。
32 世界の国のプロフィール Country Profile ―― ウガンダ (NI p36の翻訳)
36 世界のニュース (NI p24からの翻訳)
むごたらしい写真の影響(レバノン)


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