雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.400

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.400

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2007年05月30日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事を翻訳して掲載した「NIジャパン」を
セットでお届けしています。
成果が見える南の国のアイデアと取り組み
Daring to dream ─ Inspiration from the Majority World
◆ NI & NIジャパン 2007年5月号 ◆
≪New Internationalist No.400 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 大胆な夢を現実に<NIJ>
Daring to dream
あきらめずに希望を抱きながら必死に生き、闘う人々の姿から、あなたは何を感じとるだろうか。
7 仕返し<NIJ>
Revenge
和解のための仕返しとは。
8 文化と規律でギャングに挑む
Culture invaders
麻薬と銃と犯罪が支配するリオデジャネイロで、音楽を武器にアフロレゲエが秩序回復の一翼を担っ
ている。
9 南アフリカの村落女性運動の軌跡<ウェブサイトに掲載中>
Power surge
女性の自立と権利擁護を進める南アフリカの村落女性運動(RWM)。今では500以上の住民組織が加わ
り、アフリカ中の団体とも協力を始めた。その活動と成果を創設者が語る。
10 頓挫するグローバル化
Sand in the Wheels
混迷を深める世界で成果を上げることができない世界銀行や世界貿易機関(WTO)に対して鋭い批判を
繰り出すウォルデン・ベローが問う、グローバル化の行方。
11 地産地消の環境を守れ<NIJ>
Deep green
換金作物・単一作物の裁培へと小規模農家に圧カをかける企業と市場。そのカにあらがい、自分たち
と地元のために環境に配慮した農業を行うブラジルの小規模農民運動について。
12 怒りの法延
Trial by fire
性同一性障害のウガンダ人が、政府に対して歴史的な裁判を起こした。
12 道義心に従って
Acts of conscience
自身がHIVに感染しているにもかかわらず、抗レトロウイルス治療を拒否する南アフリカの活動家の理
由と信念。
13 私の中の多様な私<NIJ>
The indivisible I
インドにはインドのセクシャリティの見方があると主張するインドの「ホモ」の活動家の意見とは。
14 地下活動で原理主義と闘う<NIJ>
Secret service
アフガニスタンの原理主義との30年にわたる困難な闘いで、数々の成果を収めてきた女性革命協会
(RAWA)の活動について。
15 軍事政権に挑戦する教育と人権活動家<NIJ>
Learning for life
ビルマの政治・社会的な変革への一翼を担うシャン族の若者たちを教育し、軍事政権に対してはその
蛮行を暴き追究する若き人権活動家の軌跡。
16 監視の目
Watchful eyes
インドの腐敗をあぶり出す、連帯による草の根監査とは。
16 社会を映し出すドキュメンタリー映画<NIJ>
Screen lives
インドでは、ボリウッドという華やかで騒々しいファンタジー映画から、静かに現実を見つめるド
キュメンタリー映画に目を移す人が増えてきている。
17 社会変革を担うラジオ・リスニング・クラブ<NIJ>
Pump up the volume
草の根の議論を政治家などにぶつけて反応を引き出し、問題解決の糸ロにするラジオプログラムが成
果をあげているアフリカの例を見る。
18 ラテンアメリカを包む新たな空気
Continental shift
今ラテンアメリカには新たな風が吹き、左派の勢いが強まっている。その現状をアルゼンチンの政治
学者が分析する。
20 オアハカ州先住民からの真剣な抵抗の声明<NIJ>
The diverse, the multiple, the different
激しい弾圧に非暴力で挑むオアハカ(メキシコ)の先住民の主張に耳をかたむけてみよう。
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【Special Feature】
21 40年でもうたくさんだ<NIJ>
40 years is enough
イスラエル―パレスチナ問題に対する世界の見方はどこが問違っているのだろうか。
22 物理的、そして精神的な占領
Occupation and the mind
40年に及ぶイスラエルの占領によって、パレスチナ人の精神は差し迫った状態に追い込まれている。
24 イスラエルへのボイコット運動
Boycott Israel
イスラエルの占領に抗議したボイコット運動は、2001年から世界的な広がりを見せてきた。その変遷
と将来について。
26 パレスチナのためのアクションを<NIJ>
Action on Palestine
イスラエル―パレスチナ問題に関して行動を起こすための情報源。
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27 世界のニュース <NIJに一部掲載>
グアテマラのどたばた(人権)/モーリタニアの自由で公正な選挙(アフリカ)/ヒマラヤのシェル
パの現状(観光産業)/水の自由化(民営化)/ほか
30 ビッグバッドワールド(風刺漫画)
鳥もなげく住環境の悪化。
31 ワールドビーターズ
選挙キャンペーンに長くかかわり、現在は米国大統領の次席補佐官を務めるカール・ローブ。報復の
ためにCIAエージェントの身元をリークするなど、その汚い情報戦術は今も昔も変わらないようだ。
32 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
34 グジュラーンワーラで考える
2007年2月にパンジャブ州(パキスタン)の女性の社会福祉局長を公衆の面前で殺害した男は、その動
機を良いイスラム教徒の務めであるとうそぶいた。女性は家の中にいるべきであると主張するその男
は、それまでに数十人の売春婦をふしだらであるとして死傷させていた。
36 世界の国のプロフィール ― コンゴ民主共和国<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.88 目次≫
(本文は日本語です)
1 イントロダクション ―― 必要なのは希望
2 大胆な夢を現実に (NI p4-6の翻訳)
9 地下活動で原理主義と闘う (NI p14の翻訳)
12 仕返し (NI p7の翻訳)
14 地産地消の環境を守れ (NI p11からの翻訳)
16 私の中の多様な私 (NI p13からの翻訳)
18 社会を映し出すドキュメンタリー映画 (NI p16からの翻訳)
20 社会変革を担うラジオ・リスニング・クラブ (NI p17の翻訳)
22 軍事政権に挑戦する教育と人権活動家 (NI p15の翻訳)
25 オアハカ州先住民からの真剣な抵抗の声明 (NI p20の翻訳)
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【Special Feature】
28 40年でもうたくさんだ (NI p21の翻訳)
30 パレスチナのためのアクションを (NI p26の翻訳)
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32 世界の国のプロフィール ―― コンゴ民主共和国(NI p36の翻訳)
36 世界のニュース
●モーリタニアの自由で公正な選挙(アフリカ) (NI p28からの翻訳)
●ビッグバッドワールド(風刺漫画) (NI p30からの翻訳)


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