雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.402

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.402

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2007年07月30日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事を翻訳して掲載した「NIジャパン」を
セットでお届けしています。
2007年7月号
パーマカルチャーを探し求めて ― In search of Permaculture
◆ NI & NIジャパン 2007年7月号 ◆
≪New Internationalist No.402 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 初めて知ったパーマカルチャー<NIJ>
Edible Earth
パーマカルチャーとは一体何なのか? 今月の編集長デビッド・ランソムが、英国での入門コースを実際に受講して、新体験にとまどいを覚えながらも基本的な考え方とその様子を紹介する。
5 パーマカルチャーの3つの倫理観<NIJ>
The ethical heart of permaculture
パーマカルチャーはなぜ始まったのか? 人々はなぜそれを実践しているのか? その理由は、パーマカルチャーの精神である、地球への配慮、人への配慮、公正な分配という3つの倫理観に集約されている。
7 私のパーマカルチャー:オフィスと住まいとその周り<NIJ>
The problem is the solution
入門コースを実際に受講したデビッド・ランソムが、職場と自宅でその実践について考える。
10 タスマニア発の考え方<NIJ>
Tasmanian roots
パーマカルチャーの理論を体系的にまとめた2人の創始者、ビル・モリソンとデビット・ホルムグレン。彼らがたどった軌跡と、パーマカルチャーの発展について紹介する。
12 英国の都市と町での取り組みを見る
No-dig for victory
ブリストルとロンドンで、市民農園活動や生活スタイルの変革に取り組む人々を訪ねた。
14 農場から野生地まで
Barns to beacons
ゾーン3と4の例は、ドーセットとブレコン・ビーコンズ(ウェールズ)から、自然と土地の恵みに頼って心満たされた生活を送る協同組合と女性の暮らしを紹介する。
16 やってみよう!パーマカルチャー10のアイデア<NIJ>
10 DIY permaculture ideas
本に書いてある理論すべてを実践しなければパーマカルチャーではない、というわけではない。身の回りで比較的簡単にできる、パーマカルチャーの精神に沿ったアイデアを見てみよう。
18 世界各地に見るパーマカルチャー事情<オンラインリポートに掲載>
Global common sense
パーマカルチャーと呼ばれていなくても、その考え方に近い暮らし方や農法は、世界各地で昔から行われている。北米、ネパール、キューバ、インド、パレスチナ、ジンバブエなどの国から、その実践と現状を紹介する。
20 永続的な暮らしの方法
Permanent culture
パーマカルチャーという言葉を意識していなくても、それに近い暮らし方を求める人々が徐々に増えている。かつてのヒッピーやビートニク(ビート族)と違い、一般的な幅広い層を対象にこの傾向は今後も続くだろう。
20 アクション
Action
パーマカルチャーに関する書籍や活動団体の紹介。
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【Special Feature】
21 イスラム批判をめぐる議論
The Islamophobia debate
イスラムへの批判が、正当なものだと判断されるのはどんな場合なのだろうか。また、どんな場合は偏見に満ちていると判断されるのだろうか。2007年5月号のNI掲載記事に対して、読者のAmatullah Matthewsから抗議の手紙が送られてきた。その一方でPeter Tatchellは、原理主義に対する批判が封じ込められていると主張する。そんな中Sharif GemieとPatricia Clarkeは、単なる非難の応酬となっている現状を超え、議論をするための新たな提案を説明する。
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25 世界のニュース <NIJとメルマガで一部を掲載/配信>
製薬企業と特許(企業権力)/米軍が駐留する我がふるさとの島へ(チャゴス諸島)/南の国々のための銀行(ラテンアメリカ)/アフリカに現れたグアンタナモの収容所(エチオピア)/プロダクトRED:何のためのキャンペーン?(消費主義)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)<NIJ>
観光産業が目指す最後のフロンティア
29 ワールド・ビーターズ
軍が権力を握る現状を維持するため、パキスタンの政治を陰から操り暗躍する機関、統合情報局(ISI)について。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 南の国からの一コマ
イスラエル軍の催涙弾から逃れようとガスマスクをして自転車で逃げるラマラ・パレスチナの少年。
33 クタマで考える
西洋のメディアが、ジンバブエのムガベ大統領が変わったと考える理由は何なのか? ムガベは本当に変わったのか? それともやはり昔のままなのだろうか?
34 エッセー:ベネズエラの石油資源外交
反米、反新自由主義で有名なベネズエラのウゴ・チャベス大統領は、その信念と石油資源をバックに、多くのラテンアメリカ諸国を味方につけ、中国、ベトナム、イランなどとも近い関係にある。その石油資源外交について。
36 世界の国のプロフィール ― ブルンジ<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.90 目次≫
(本文は日本語です)
1 イントロダクション ―― 新しくて古いパーマカルチャー
2 初めて知ったパーマカルチャー
7 パーマカルチャーの3つの倫理観
10 私のパーマカルチャー:オフィスと住まいとその周り
18 タスマニア発の考え方
24 やってみよう!パーマカルチャー10のアイデア
30 コンタクトポインツ
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための日本の情報源。
32 世界の国のプロフィール ―― ブルンジ
36 世界のニュース
●プロダクトRED:何のためのキャンペーン?
●ビッグバッドワールド(風刺漫画)


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