雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.405

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.405

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2007年11月10日

価格: 1,000円

この号の購入はこちら
最新号の購入はこちら


雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事を翻訳して掲載した「NIジャパン」を
セットでお届けしています。
2007年10月号
幼稚化する政治
Big babies - Dumbing down politics
◆ NI & NIジャパン 2007年10月号 ◆
≪New Internationalist No.405 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 民主主義をむしばむ幼稚化 <NIJ>
政治家と有権者をむしばむ幼稚化によって、民主主義に危機が迫っている。世界で起こっている幼稚化が原因と見られる問題について報告する。
7 今日の政治を覆う幼稚化とは <NIJ>
政治家が使う子どもだましの手法にはどのようなものがあるのだろうか。よく使われる手法を見てみよう。
8 考える力を奪う幼稚化
消費に夢中になったり、楽しいことに目を奪われたりする一方で、問題を誰か他人のせいにしたり、必要以上の不安にさいなまれたりする人々。政治の幼稚化を進める者たちは、さまざまな手法と主張で人々を惑わす。
10 偽りの庇護の下で <NIJ>
恩着せがましく振る舞ってきた西洋の心理の歴史的源流にさかのぼり、インド人研究者がその正体の解明に挑む。
12 陰謀という誘惑の言葉
現体制への抵抗者たちは、子どもじみた政治の破壊行為にきちんと立ち向かえていない。政治の幼稚化に抵抗する彼らがその犠牲になってしまっている理由とは何か?
15 成熟した大人流の考え方 <NIJ>
成熟した大人として暮らしていくためにはさまざまなことを自分で考える必要がある。単に人に追従するだけでなく、自分で判断することが必要である。
18 魔術的思考と政治家の幻想 <オンラインリポートに掲載>
幼稚化に侵された政治指導者たちの考え方とは。
20 ママとパパから自立して自分で考えるための11のヒント <NIJ>
実際にはどんなことに気をつけて考えたらよいのか。そのヒントを見てみよう。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
【Special Feature】
21 少女たちの権利はどうなっているのか
女性の活躍がめざましい今日、少女も少年と平等に扱われていると思いがちである。しかし最近の調査は、それとは異なる状況を明らかにした。少女だからという理由で、依然として差別を受け、虐待され、見下されている。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
25 世界のニュース <NIJとメルマガで一部を掲載/配信>
核実験場だったビキニ環礁の人々/インドでの性教育(保健)/タカ派!?が始めた先住民擁護の運動(先住民の権利)/私たちのスラムを守れ!(アルゼンチン)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)<NIJ>
公平さに関する新たな概念について。
29 ワールド・ビーターズ
独断的な英国のコラムニスト、クリストファーとピーター・ヒッチェンズの兄弟は、極左的な考えから極右的な考えへ転向するというイデオロギーの旅を終えたところである。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 南の国からの一コマ
アフガニスタンの女性写真家の先駆けのひとり、ファルザナ・ワヒディが撮ったブルカとハト。
33 モンテビデオで考える
サッカーに傾倒するウルグアイという国と人について。
34 エッセー:イスラエル、パレスチナ、そして偽善の力
現在の米国─イスラエルによる「プロジェクト」が進めば、私たちはまれに見る陰鬱(いんうつ)な国家の崩壊というものを目撃することになるのかもしれない。ノーム・チョムスキーが現状を分析する。
36 世界の国のプロフィール ― スリランカ<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.93 目次≫
(本文は日本語です)
1 イントロダクション − 親離れと子離れ
2 民主主義をむしばむ幼稚化 (NI p4-6の翻訳)
8 今日の政治を覆う幼稚化とは (NI p7の翻訳)
11 偽りの庇護の下で (NI p10-11の翻訳)
18 成熟した大人流の考え方 (NI p15-17の翻訳)
28 ママとパパから自立して自分で考えるための11 のヒント (NI p20の翻訳)
30 コンタクトポインツ
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための日本の情報源。
32 世界の国のプロフィール − スリランカ (NI p36の翻訳)
36 世界のニュース (NI p25-28からの翻訳)
●タカ派!?が始めた先住民擁護の運動(先住民の権利)
●ビッグバッドワールド(風刺漫画)


カテゴリー: ??λ
inserted by FC2 system