雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.409

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.409

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2008年04月10日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

2008年3月号
【人と地球にやさしい旅へ 〜 観光インパクトと地球温暖化を考える】
Ethical Travel
*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事を翻訳して掲載した「NIジャパン」をセットでお届けしています。
◆ NI & NIジャパン 2008年3月号 ◆
≪New Internationalist No.409 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 飛行機の利用と地球温暖化<NIJ>
地球温暖化の進行に懸念が広がる中、飛行機が温暖化に及ぼす影響に注目が集まるようになってきた。排出量全体から見れば、飛行機が占める割合はまだ少ないものの、一度の利用で発生する排出量は、自動車の運転や家庭で使用する暖房による排出量とは桁違いである。しかも今後、飛行機の利用は増加すると予想されている。グローバル化した今日の世界に不可欠となった飛行機の利用を、温暖化が進む中で私たちはどう考えていけばよいのだろうか。
10 空の旅を減らすための10の方法<オンラインリポートに一部掲載>
その考え方と具体的な方法について。
12 パラダイスに立ちこめる暗雲
観光地にはかつてないほど多くの観光客が訪れ、世界的な観光地は大規模な投資を行い、観光産業は活況を呈している。しかしその陰では、恩恵にあずかれないだけでなく、マイナスのインパクトを受けている人々もいる。最近の観光ブームの光と陰を報告する。
15 倫理的な旅行とは<NIJ>
観光地の環境や社会に負の影響をもたらすこともあるマス・ツーリズム(大衆観光)。その反省から生まれたオルタナティブ・ツーリズム(もうひとつの観光)と呼ばれる観光の意味を考える。
17 もうひとつの観光のかたち<NIJ>
オルタナティブ・ツーリズム(もうひとつの観光)のひとつとして知られる「コミュニティー主導の観光(Community-based tourism)」の実例について、タイから報告する。
18 ニュー・インターナショナリストの旅の心得<NIJ>
旅先で、特に開発途上国と呼ばれる国々に行った時、私たちはどのようなことに気をつけて行動すればよいのだろうか。
20 行動するための参考情報
書籍情報と活動団体情報に加え、「ロンリープラネットをボイコットせよ!」を掲載。
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【Special Feature】
21 近代的な洪水対策の失敗と教訓
大規模な洪水が世界的に増加している。地球温暖化もその一因として挙げられているが、そもそもこれまで行われてきたダム、堤防、用水路といった洪水対策の考え方に欠陥があることは否定できない。これまでの洪水対策がなぜ機能しなかったのか? これからはどのような考え方に基づいて洪水対策をするべきなのだろうか?
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25 世界のニュース
夫としゅうとめからのドメスティック・バイオレンス(タジキスタン)/あきれた企業活動(ヨーロッパ)/沈みゆく島の現在(パプアニューギニア)/労働者搾取とかん口令(インド)/ダルフール問題で存在感を増すエジプト(スーダン)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)
ホワイトハウスに出没する幽霊について。
29 ワールドビーターズ
彼らの行く先々では、勢ぞろいした人々が丁寧に出迎え、豪華な料理が用意され、いったんことが決まれば都市計画にも大きな影響を及ぼす。その彼らとは、国際オリンピック委員会(IOC)。巨大な力と資金力にもかかわらず、その実情は不透明であり、この時代にはふさわしくないタイプの組織である。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 南の国からの一コマ
インドのコルカタの若いセックス・ワーカーのポートレート。
33 ハバナで考える
キューバの未来について。
34 エッセー:哀れみと援助が必要な理由
経済が急成長を続け、中流階級が拡大し、ハイテク産業が盛んなインド。好調な経済に沸き、子どもの教育の権利が認められているにもかかわらず、貧困に沈み、満足な教育も受けられない子どもはまだまだ多い。なぜそんな状況に陥っているのだろうか。
36 世界の国のプロフィール:ブルネイ<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.97 目次≫
(本文は日本語です)
人と地球にやさしい旅へ 〜 観光インパクトと地球温暖化を考える
Ethical Travel
2 イントロダクション ─ 旅のインパクトを考える時代
3 考えるためのネタ帳
6 飛行機の利用と地球温暖化(NI p4-9の翻訳)
25 倫理的な旅行とは(NI p15-16の翻訳)
31 もうひとつの観光のかたち(NI p17、20の翻訳)
36 ニュー・インターナショナリストの旅の心得(NI p18-19の翻訳)
40 もっと知るためのネタ帳
42 世界の国のプロフィール:ブルネイ(NI p36の翻訳)


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