雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.410

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.410

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2008年05月10日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要


2008年4月号
先住民族〜変わりゆく政治と暮らし
New dawn for indigenous peoples?
*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事を翻訳して掲載した「NIジャパン」をセットでお届けしています。
◆ NI & NIジャパン 2008年4月号 ◆
≪New Internationalist No.410 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 ボリビアで幕を開けた先住民族の時代<NIJ>
現在世界の情勢は、先住民族にとって良い方向に向かいつつあるのだろうか? さまざまな試みが行われ変化がすでに表面化しているボリビアを例に、先住民族が歩んできた道をバネッサ・ベアードが振り返り、将来を探る。
8 カラー・オブ・ドリームス
アボリジニのアーティスト、Christine ChristophersonとBronwyn Bancroftの作品。
9 先住民族の社会制度から学ぶ<NIJ>
バネッサの2つ目の報告は、ラパスから移動してかつては鉱山として栄えた地域からのものだ。そこには、500年以上前から続くコミュニティーのシステムがいまだに残って機能していた。
12 先住民族が置かれている状況 ─ その事実<NIJ>
先住民族の土地問題、公害と汚染、致命的な外部との接触、強制退去と再定住、貧困、犯罪とテロについて、データからその現実を浮き彫りにする。
14 国づくりと摩擦
3つ目は、先住民族出身のエボ・モラレス大統領への抵抗が最も激しく、さまざまな思惑と権益が渦巻く町、サンタクルズからの報告。そこには、暴力と憎しみに満ちた人々の対立や問題がある。しかし、いくらかの希望も感じられるようだ。
18 立ち上がれ!<NIJ>
メキシコ、コンゴ民主共和国、米国、インド、ブラジルから、問題解決に取り組む先住民族の姿を紹介する。
20 行動するための参考情報
「先住民族の権利に関する国連宣言」と、かつてアボリジニの子どもたちを強制的に親元から引き離す政策をとっていたオーストラリアのケビン・ラッド首相の謝罪に関するコラム、そして活動団体情報の紹介。
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【Special Feature】
21 スターバックスvs民衆
グローバル化の象徴であると同時に、人々の抗議活動のターゲットともなっている多国籍企業、スターバックス。この企業は、「収益性」と「慈善」のバランスを取っていると主張している。しかしそれは本当なのだろうか? コーヒー農民、消費者、従業員に真相を尋ねてみよう。
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25 世界のニュース
精油所建設とボリビアの影響(ドミニカ)/EUのアフリカいじめ(自由貿易)/国連コソボ暫定統治機構兵士と独立派市民との衝突(コソボ)/通貨の衰退とグローバルパワーシフト(世界経済)/国境を越える廃棄物(ナイジェリア)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)
富と貧困はいかにして生まれるのか。
29 社会を揺さぶる人々
インドの並はずれた環境活動家、バンダナ・シバ。スーパーマーケットに狙いを定めた彼女の新しい運動について。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 南の国からの一コマ
2007年の国連国際障害者デーに開催されたアジア太平洋写真コンテストから3枚の写真を紹介する。
34 エッセー:つまらないものの勝利
意味のない、本質からはずれたような物事がもてはやされる傾向がますます強まっている。
36 世界の国のプロフィール:レバノン<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.98 目次≫
(本文は日本語です)
2 イントロダクション ─ 表面的なブーム
3 考えるためのネタ帳
6 ボリビアで幕を開けた先住民族の時代(NI p4-7の翻訳)
18 先住民族が置かれている状況 ─ その事実(NI p12-13の翻訳)
24 先住民族の社会制度から学ぶ(NI p9-11の翻訳)
33 立ち上がれ!(NI p18-19の翻訳)
41 もっと知るためのネタ帳
42 世界の国のプロフィール:レバノン(NI p36の翻訳)


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