雑誌バックナンバー
New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.414

誌名: New Internationalist(ニューインターナショナリスト) No.414

創刊: 有限会社インティリンクス
発売日: 2008年09月10日

価格: 1,000円

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雑誌紹介

世界の貧困や不公正な現状を報告するため、英国の非営利団体であるOxfam、Christian Aid、Cadbury and Rowntree Trustsの支援によって1973年に創刊され、現在世界で8万人に愛読されている月刊誌です。世界の重要なテーマの中から毎月一つを選び特集を組んできました。これまでに、フェアトレード、援助とバングラデシュ、イスラム、エイズ、国連、大企業の影響、食料と農業経営、石油パイプライン、平等の歩み、気候変動、生命に忍び寄る特許など数多くの特集を組み、開発途上国の現場で起こり始めている見逃せない変化から、すでに大きな流れとなっている国際情勢まで幅広いトピックをカバーし、斬新な鋭い切り口で問題を報告・分析してきました。そして毎号NIとセットでお届けしている日本版冊子『New Internationalist Japan』では、読者の皆さんが理解を深め活用しやすいようNIの英語情報を日本語で補完しています。NI&NI-Japanは、通常のメディアの報道に物足りない方、国際協力や教育、市民活動に関わる方、勉強や仕事などで社会問題や国際情勢の情報源を求めている学生や社会人の方々に役立つ雑誌です。


概要

途上国のトイレ事情 ─ トイレがない26億人の人々
We need to think about Toilets
*英語版「New Internationalist」と、NIから厳選した記事の翻訳を中心に掲載した「NIジャパン」をセットでお届けしています。
◆ NI & NIジャパン 2008年8月号 ◆
≪New Internationalist No.414 目次≫
(本文は英語です)
*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。
2 読者の声
4 トイレの話をしよう<NIJ>
国連は2008年を国際衛生年と定めた。この決定は、世界の深刻な衛生状況に対する懸念を表明し、国際社会の注目を引きつけ、取り組みを促そうとする試みである。しかし果たして、それは思惑通りにうまく進むのだろうか。
8 トイレ ─ その事実<NIJ>
世界の衛生状況の現状、健康に対する脅威をデータと図で示す。
10 インドのふん便清掃人
溝を掘っただけの公共トイレ。人々はそこにしゃがんで用を足す。そのふん便を手袋もせず、簡単なほうきとブリキ板2枚で集めてバケツに入れ、それを担いで集積場に運ぶ清掃人。インドでこのような仕事に従事しているのはほとんどが女性で、さらには「不可触民(アンタッチャブル)」と呼ばれる人々である。
12 下水道派vsエコトイレ派
トイレの完成型と多くの人々が信じている水を流して汚物を処理する下水道システム。しかし、地球のあちこちで水不足の懸念が叫ばれるなか、水を使わずに自然の力で汚物を処理する乾式トイレ(エコトイレの原型となったもの)が復権を果たしつつある。
14 トイレの歴史と仕組み<NIJ>
水洗トイレはいつから始まり、どのように進化してきたのか。また、下水道や浄化槽が整備されていない途上国などではどんな仕組みのトイレが現在使用されているのだろうか。さまざまなトイレのイラストとともに説明する。
16 女性の尊厳とトイレの関係<NIJ>
女性にとって、トイレは衛生の問題では片付けられない。それは、尊厳と利便性の問題でもあるのだ。トイレがない場所に住む女性たちの苦労と改善の取り組みについて。
18 トイレ普及の伝道者たち
トイレ普及と衛生状態の改善のために、現場で取り組む人々の思いと活動を紹介する。
20 私たちの対策
下水道が普及している場所で使えるエコトイレについて。
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【Special Feature】
21 技術革新:気候変動の対策か、はたまた企業利益追求の手段なのか
科学の進歩は地球を救うことができるのだろうか? それとも、これまで数多くの環境破壊の元凶となってきた科学に対し、信頼を置のは避けるべきことなのだろうか?
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25 世界のニュース
受刑者の子ども(人権)/迷信によって殺される白子の人々(タンザニア)/公平な治療を求めて(HIV/エイズ)/「殺人を拒否して」拷問を受ける(トルコ)/ほか
28 ビッグバッドワールド(風刺漫画)
あわただしく際限ない現代の消費レース。
29 ワールドビーターズ
ネルソン・マンデラのように国のかじ取りを行っていくことは容易ではない。とはいえ、南アフリカの大統領としてのターボ・ムベキの仕事ぶりは、決して褒められたものではないだろう。
30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介
32 モンテビデオで考える
モーセの十戒の8番目は、「隣人について偽証してはならない」である。最近の新しい情報から明らかになった、世界の貧困層、イラクの戦費などに関する偽証について語る。
33 社会を揺さぶる人々
右派民兵組織に立ち向かう危険性について、コロンビアのFEDAGROMISBOL(南部ボリバール農民鉱夫連盟)の創設者、テオーフィロ・アクーニャ代表に聞く。
34 南の国からの一コマ
バングラデシュの首都ダッカを流れるブリガンガ川。極度の汚染されたその川の土手に住む人々の姿と営み。
36 世界の国のプロフィール:ドミニカ国<NIJ>
≪New Internationalist Japan No.102 目次≫
(本文は日本語です)
2 イントロダクション ─ トイレ、衛生、南北格差
3 考えるためのネタ帳
下痢について考える。
4 トイレの話をしよう(NI p4-7の翻訳)
国連は2008年を国際衛生年と定めた。この決定は、世界の深刻な衛生状況に対する懸念を表明し、国際社会の注目を引きつけ、取り組みを促そうとする試みである。しかし果たして、それは思惑通りにうまく進むのだろうか。
18 トイレ ─ その事実(NI p8-9の翻訳)
世界の衛生状況の現状、健康に対する脅威をデータと図で示す。
26 トイレの歴史と仕組み(NI p14-15の翻訳)
水洗トイレはいつから始まり、どのように進化してきたのか。また、下水道や浄化槽が整備されていない途上国などではどんな仕組みのトイレが現在使用されているのだろうか。さまざまなトイレのイラストとともに説明する。
34 女性の尊厳とトイレの関係(NI p16-17の翻訳)
女性にとって、トイレは衛生の問題では片付けられない。それは、尊厳と利便性の問題でもあるのだ。トイレがない場所に住む女性たちの苦労と改善の取り組みについて。
40 もっと知るためのネタ帳
42 世界の国のプロフィール:ドミニカ国(NI p36の翻訳)


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