誌名: 日本古書通信 ７３巻８号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2008年08月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２００８年８月号（８月１５日発行）
●江戸時代のノンフィクション物「近世実録」の面白さ （菊池庸介）
○・燕京余香―堀越文庫のこと （神作研一）
○探偵雑誌の変遷「ぷろふいる」 （若狭邦男）
●伝統木版―浮世絵複製の歴史・下 （岩切信一郎）
○江戸初心者の勉学８ 娘子の教育 （長友千代治）
●特集〜頑張る古本屋�U
・ローカルな視点から 札幌・弘南堂書店（高木庄一）
・頑張ってる？ 前橋・山猫館書房（水野真由美）
・根拠なき希望のありか 東京青山・日月堂（佐藤真砂）
・本棚をつくってみよう 名古屋・山星書店（山田康裕）
・競り場の戦争 福岡・葦書房（宮徹男）
●漱石「明暗」の校正刷 後編 （川島幸希）
○戦前巌松堂の月刊誌「むらさき」 （桜本富雄）
○司馬江漢耳順の書画会開催年について （神崎順一）
○戯作者列伝１６ 十返舎一九 一九の吉原 （棚橋正博）
○銅・石版画万華鏡１２ 岩橋教章「測絵図譜」 （森登）
○古本屋散策７７ 池田得太郎「開拓者依田勉三」と「家畜小屋」 （小田光雄）
○獅子文六の時代 ２２ 最晩年の新聞投書 （牧村健一郎）
○日本植民地児童文学史稿８ 「北海道用尋常小学読本」のこと （上笙一郎）
●江戸の古本屋９ 千代田区・誠心堂書店（橋口侯之介）
○愛書家・思い出写真帖４４ 山田徳兵衛さん （八木福次郎）
○「牧野日本植物図鑑」をめぐって （大野正男）
○明治大正珍情話８ 魔法電気とは何だ （横田順弥）
○記憶に残る本 １２ 「父の罪」ズウデルマン井伏鱒二訳 大田区・龍生書林（大場啓志）
○わが愛蔵の古書４０ 「婦人警察官の手記」 （嶋岡晨）
○かってに蔵書票３２ 森村桂 （池谷伊佐夫）
○歴史叢書を読みなおす８ 戦国史研究叢書「戦国北条氏の領国支配」 （渡辺浩史）
○本卦還りの本と卦１７ 沢庵のじつ像 （出久根達郎）
○古本屋控え帳 ２６６ 「近松秋江日記」紹介 葛飾区・青木書店（青木正美）
○Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ 目黒区・安土堂書店（八木正自）
○随読随記 （小出昌洋）
○古本屋の手帖・・・リニューアル大作戦、戦時の雑誌「日本語」、古書目録に想う
○書架拾遺 「小説 葦」 （茅原健）
○虫書点描７２ 「日本千蟲図解」 （大野正男）
○書物の周囲・特殊文献の紹介・トピックス