誌名: 日本古書通信 74巻5号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2009年05月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２００９年５月号（５月１５日発行）
◆戦後派と日記の魅力 （紅野謙介）
◆蘇る小説家佐藤泰志 奥付１０月９日 （久松健一）
◇歴史の平和な漂流物「労農パンフレット」 （大崎哲人）
◇近世中期のボヘミアン―建部綾足をめぐって 下 （木越治）
◇随読随記 （小出昌洋）
◆古書店からみた古典籍の魅力【一誠堂・酒井健彦さんのお話】
◆本棚のスキマ４ 手塚治虫「新寶島」と「新宝島」の間 （池谷伊佐夫）
◇写真家の眼と駒込林町の家・高村規の語る戦後の写真８
◇古本屋散策８６ 至誠堂「大正名著文庫」 （小田光雄）
◆「古通」アーカイブスその８ 昭和６１年 （川島幸希）
◇放浪の作家 安藤盛の足跡をもとめて （青木澄夫）
◇歴史叢書を読みなおす１７ 「講座日本史」「講座日本歴史」「日本史講座」 （渡辺浩史）
◇銅・石版画万華鏡２１ 「日本名所図絵」 （森登）
◇伯仲の本４ 阪本越郎「北村透谷」 （鈴木地蔵）
◆記憶に残る本２１ 「顎十郎評判捕物帳」久生十蘭 （大田区・龍生書林 大場啓志）
◆本卦還りの本と卦２６ 秀湖と痴遊 （出久根達郎）
◆江戸の古本屋１８ 大坂の古本事情 （千代田区・誠心堂書店 橋口侯之介）
◇日本植民地児童文学史稿１３ 北海道開拓の少年少女小説 （上笙一郎）
◇自然主義文学の移入あれこれ 広津和郎とモーパッサン４ （山本昌一）
◇５０年目の涙「流れる星は生きている」「野菊の墓」 （八木福次郎）
◇古本屋控え帳 ２７５ 運命的掘り出し物 （葛飾区・青木書店 青木正美）
◇Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ （目黒区・安土堂書店 八木正自）
◇古本屋の手帖・・・紙物・一枚物、読書適齢期、百歳記念出版、仕入れ
◇書架拾遺４７ 「キリシタンと茶道」 （茅原健）
◇虫書点描８１ 「昆虫の驚異」 （大野正男）
◇書物の周囲・特殊文献の紹介・トピックス