誌名: 日本古書通信 74巻8号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2009年08月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２００９年８月号（８月１５日発行）目次
◆哲学の本の声を聴く １ （土屋恵一郎）
◆夭折の歌人・竹添履信の歌集「晴天」―芹沢�_介と竹添履信 （海野雅央）
◇北の絵本作家―小山内龍 （近江幸雄）
◇随読随記 （小出昌洋）
◇書架拾遺５０ タナトプシス （茅原健）
◆アンケート「変化著しい学術情報環境の中で」第２回 国文学分野２
・・・高木元
・・・柏崎順子
・・・神田正行
・・・神作研一
・・・飯倉洋一
◇伯仲の本７ 三木竹二「観劇偶評」 （鈴木地蔵）
◇写真家の眼と駒込林町の家・高村規の語る戦後の写真１１
◇古本屋散策８９ 忠誠堂と「努力論」後日譚 （小田光雄）
◆「古通」アーカイブスその１１ 昭和５５年 （川島幸希）
◆記憶に残る本 ２４ 尾崎翠「第七官界彷徨」 （大田区・龍生書林 大場啓志）
◆本卦還りの本と卦２９ 女子校に関する （出久根達郎）
◆延命院の傴僂男―円谷英二のキャメラマン第一作について （竹内博）
◇「遠野物語」成立の周辺―伝説の風化 （八木福次郎）
◇銅・石版画万華鏡２４ 「東京名家繁盛図録 弐編」 （森登）
◇歴史叢書を読みなおす２０ 「海神記 上下」 （渡辺浩史）
◇「紙芝居が語るもの」 （小山貴子）
◇埋もれる戯曲の発掘 （川和孝）
◇Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ （目黒区・安土堂書店 八木正自）
◆江戸の古本屋２１ 博多の本屋１ （千代田区・誠心堂書店 橋口侯之介）
◇秋成逍遥３ （木越治）
◇自然主義文学の移入あれこれ 広津和郎とモーパッサン７ （山本昌一）
◇淳と重治・往来３ （渡辺喜一郎）
◆本棚のスキマ７ 「大人買い」を考える （池谷伊佐夫）
◇日本植民地児童文学史稿１５ 「荒野の魂」と「魔人の海」 （上笙一郎）
◇古本屋控え帳 ２７８ 齋藤茂吉異聞３ （葛飾区・青木書店 青木正美）
◇虫書点描８４ 「蝶類年鑑」 （大野正男）
◇古本屋の手帖・・・七夕市の目玉、地図の愉しみ、異色の宵曲本、古天文学
◇書物の周囲・特殊文献の紹介