誌名: 日本古書通信 74巻12号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2009年12月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２００９年１２月号（１２月１５日発行）
◇古本屋は大人への入り口 （池野敦志）
◇文学全集の月報からみえるもの （田坂憲二）
◇華宵に生きて―追悼・鹿野琢見氏 （本地陽彦）
◆千代田区立千代田図書館講演会１ 古書販売目録―歴史・利用法・魅力 （石川了）
◇書肆ユリイカの本・人・場所 下（田村書店 奥平晃一・郡淳一郎・田中栞）
◇随読随記 （小出昌洋）
◇「家庭手芸品展覧会」と「阪急美術」 芹沢と山内 （海野雅央）
◇書架拾遺５４ 「入院四十八日」 （茅原健）
◆「古通」アーカイブスその１５ 最終回 昭和５６年 （川島幸希）
◆江戸の古本屋２５ 板木の売買と出版権３ （千代田区・誠心堂書店 橋口侯之介）
◆記憶に残る本 ２８ 「天正女合戦」海音寺潮五郎 （大田区・龍生書林 大場啓志）
◆本卦還りの本と卦３３ 堀部安兵衛 （出久根達郎）
◇超人・四部作完結 「初版本伝説」を読んで （梶川良）
◇本棚のスキマ１１ 金が紙に見える？ （池谷伊佐夫）
◆昆虫に魅せられた漫画家―「小山内龍」覚え書 下 （大野正男）
◇秋成逍遥７ （木越治）
◇伯仲の本１１ 牧屋善三「限りなき出発」 （鈴木地蔵）
◇古本屋控え帳 ２８２ 齋藤茂吉異聞７ （葛飾区・青木書店 青木正美）
◇自然主義文学の移入あれこれ ハウプトマンの「寂しき人々」をめぐって２ （山本昌一）
◇Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ （目黒区・安土堂書店 八木正自）
◇淳と重治・往来７ （渡辺喜一郎）
◇銅・石版画万華鏡2８ 「聖蹟図志」と「陵墓一隅抄」 （森登）
◆本の街神保町成立のまえがき （八木福次郎）
◇古本屋散策９３ 洛陽堂「泰西の絵画及彫刻」と「白樺」 （小田光雄）
◇古本屋の手帖・・・零葉集、学年誌、師走の金、書物の品格
◆２００９年総目次
◇虫書点描８８ 「日本産異翅半翅類の亜社会性―カメムシ類の親子関係」 （大野正男）
◇書物の周囲・特殊文献の紹介