誌名: 日本古書通信 75巻10号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2010年10月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２０１０年１０月号（１０月１５日発行）主要記事目次
◆宮沢賢治の「ヒデリ」か「ヒドリ」の論争 （金子民雄）
◆袖珍サイズの「英和対訳袖珍辞書」を発見 （三好彰）
◇「序文検索」 （かわじもとたか）
◇随読随記 （小出昌洋）
◇本の宿題２「春風筆」の原本 （平田雅樹）
◆斯道文庫５０周年記念連載 狩谷旧蔵の元版「韻府群玉」について （住吉朋彦）
◇嵯峨本「伊勢物語」（慶長１３年版初刊）の誕生 下 （林進）
◆九島興業資料の来し方行く末２ （荒川区・稲垣書店・中山信如）
◇本誌記事からたどる稀本・珍本出現の話５ （八木福次郎）
◆続・記憶に残る本６ 「カフカ小品集」 （大田区・龍生書林 大場啓志）
◆本卦還りの本と卦４３ 小杉天外のみどころ （出久根達郎）
◇短冊のちから （神作研一）
◇英国尚古家列伝１０ ロバート・プロット （川島昭夫）
◇犬も歩けば 近代文学資料探索１０ 「再建」 （曽根博義）
◆蒙御免・古通鑑定堂 第２回発表
◇本棚のスキマ２１ なにが優劣をきめるのか （池谷伊佐夫）
◇女性作家が書く２ 畔柳二美「姉妹」 （竹内栄美子）
◇眷属の本１０ 山本安見「走馬灯」 （鈴木地蔵）
◇秋成逍遥１７ 秋成のえがいた女性達４ （木越治）
◇銅・石版画万華鏡３８ 「小国民」の写真銅板 （森登）
◇未紹介黒本青本３ （木村八重子）
◇日本植民地児童文学史稿２５ 神沢利子作品の二系列 （上笙一郎）
◆国宝絵巻を補訂する 冷泉為恭模写「伴大納言絵巻」 （中野幸一）
◇古本屋散策１０３ 庄司浅水と「愛書狂」 （小田光雄）
◇古本屋控え帳 ２９２ （葛飾区・青木書店 青木正美）
◇Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ （目黒区・安土堂書店 八木正自）
◇書架拾遺６４ 「総同盟罷業の研究」 （茅原健）
◆２０１０秋冬の古書即売展一覧
◇古本屋の手帖・・・神保町古本まつり、本の街の変貌、古本屋名簿便り５、資料と考証
◇書物の周囲・特殊文献の紹介・談話室
◇虫書点描９８「テントウムシの自然史」 （大野正男）
◇古書目録