誌名: 日本古書通信 75巻12号 創刊: 日本古書通信社 発売日: 2010年12月15日 価格: 700円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

古書の売買や収集に役立つ実利的な記事をはじめ、古本愛好者や研究家・古書店主たちの知識や経験談、書物随筆、書誌情報、出版界・学界・図書館界のニュースなど毎号満載しています。各地の有名古書店による古書の通信販売目録も本誌ならではの人気ページ。古本屋開業を目指す方、古書の奥深い世界を覗いてみたい方にもおすすめです。全国の本と古本を愛する方、書店・古書店・出版社・図書館・大学研究室などに広く読まれています。

概要

☆２０１０年１２月号（１２月１５日発行）主要記事目次
≪特集≫
◆クローズアップ現在の古書業界〜各地組合からのたより〜
・地方の古本屋の存在価値（栃木県）
・十年後にも意味ある本を探して（群馬県）
・我が組合の現況 週一開催（千葉県）
・掘り出し物いっぱい名古屋の古書展（名古屋）
・メ〜探偵コショタン登場（大阪）
・震災後15年兵庫の古本屋（兵庫県）
・香川の資料と三軒の古本屋（香川県）
・今が買いのチャンス 福岡の古本屋（福岡県）
・ユニークな店がふえる札幌の古本屋（札幌）
・福井の郷土資料と古本屋（福井県）
・京都の古本屋―古き都の古き商い、その賑わいの昨日・今日・明日（京都）
≪新連載≫
◆私がこだわった初版本 第一回 「月に吠える」無削除版 （川島幸希）
≪本と人≫
◆誤解から始まる読書 （田坂憲二）
◇友人書簡・哲学者の選択 （久松健一）
◆書物の素―植生から見た日本の書物 （白戸満喜子）
◇山本亡羊 読書室の旧蔵書（塩村耕）
≪連載≫
◆昨日も今日も古本さんぽ ２ いつも遠くから見ていたヒロシマ （岡崎武志）
◇秋成逍遥１９ 秋成のえがいた女性達６ （木越治）
◇犬も歩けば 近代文学資料探索１２ 青柳優「批評の精神」 （曽根博義）
◆続・記憶に残る本８ 室生犀星「愛の詩集」 （大田区・龍生書林 大場啓志）
◇本の宿題４ 三十世紀の書「ドースル」 （平田雅樹）
◇未紹介黒本青本５ （木村八重子）
◇女性作家が書く４ 大田洋子「屍の街」 （竹内栄美子）
◇眷属の本１２ 広津桃子「春の音」 （鈴木地蔵）
◇英国尚古家列伝１２ ジョン・オーブリ （川島昭夫）
◇古本屋散策１０５ 大泉書店の「旅へのいざない」「釣百科」 （小田光雄）
◇銅・石版画万華鏡４０ 松田緑山の東京開化風景 （森登）
◆本棚のスキマ２３ 小朝の仇を三木男で討つ （池谷伊佐夫）
◇古本屋控え帳 ２９４ （葛飾区・青木書店 青木正美）
◇本誌記事からたどる稀本・珍本出現の話７（八木福次郎）
◇Ｂｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ Ｊａｐｏｎｉｃａ （目黒区・安土堂書店 八木正自）
◇２０１０年総目次１−９月号
≪コラム≫
◇随読随記（小出昌洋）
◇書架拾遺６６ 「鳶職のうた」 （茅原健）
◆本卦還りの本と卦４５ 図書館絵葉書 （出久根達郎）
◇虫書点描１００「講談社の絵本190・虫のイロイロ」 （大野正男）
◇古本屋の手帖・・・岡本経一さんの思い出、古本屋名簿たより追伸、名人小針美男さんの技
◇書物の周囲・特殊文献の紹介・談話室
◆古書目録