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美術手帖 2004年10月号

誌名: 美術手帖 2004年10月号

創刊: 美術出版社
発売日: 2004年09月17日

価格: 1,600円

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雑誌紹介

資料性の高いヴィジュアル・マガジンとして海外からも熱い注目を浴びている。1948年の創刊以来、たえずアートシーンをリードしつづけるオピニオン雑誌。


概要

特集  
◆◆◆   再発見★アンリ・マティス   ◆◆◆
「私が夢見るのは心配や気がかりの種のない、均衡と純粋さと静穏の芸術であり、鎮静剤、精神安定剤、つまり肉体の疲れを癒す肘掛けイスに匹敵する何かであるような芸術である」というマティスの遺した有名なことばのとおり、彼の作品はわたしたちに観る喜びを存分に味わわせてくれる。せれは色彩の鮮やかさであり、柔らかな曲線であり、装飾的美しさである。だがしかし、マティス本人はひじょうにコンセプチュアルな人であった。ひとつのモチーフを様々なバリエーションで描く、プロセスを写真で記録し完成作品と一緒に展示する、単純化の究極的な形として切り紙を始める・・・・・。本特集では、様々な角度から光をあてることで、マティスが当時どのようにその時代を生き、人とかかわりながら制作を続けたか、また、後年に何を遺したのかを紹介する。
◆『描かれた世界 語られた世界』 作品紹介
 ◇アトリエ ◇豪奢T ◇夢 ◇眠る女と静物 ◇日差し、トリヴォーの森 ◇赤い室内のバラ色の裸婦 ◇ルーマニアのブラウス ◇マグノリアのある静物 ◇黄色と青の室内 ◇赤いキュロットのオダリスク ◇白とバラ色の頭部 ◇コリウールのフランス窓 ◇貝殻のある静物 ◇黒い大理石の上の貝殻のある静物 ◇夢 ◇『ジャズ』より 剣を飲む人 ◇ブルー・ヌードU ◇ポリネシア、空 
◆もっと知りたい!アンリ・マティス 折込8ページ『マティス 年表&相関図』 
 ◇マティスの生きた時代
 ◇見開き4ページ! 「マティスを巡る人びと」大相関図
 ◇マティス・フォロワー・ミュージアム 「マティスの影響を受けたアーティストたち」 
 
◆対談 『マティスを巡る六つの対話』 岡崎乾二郎 × 林 道郎
 ◇プロセスとヴァリエーション/線と色彩/ヴォリュームとダイナミズム/錯綜と連結/装飾性と空間の分節
  
◆マティスとピカソ 『二人の画家の作品による対話』 | 関 直子
 ◇作品の比較で見えてくる二作家の類似と相違 
 
◆プロセスの位相 『マティス、デ・クーニング、2つの資料体』


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