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誌名: 美術手帖 2009年1月号 創刊: 美術出版社 発売日: 2008年12月17日 価格: 1,600円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ |
雑誌紹介
資料性の高いヴィジュアル・マガジンとして海外からも熱い注目を浴びている。1948年の創刊以来、たえずアートシーンをリードしつづけるオピニオン雑誌。
概要
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○◆ 特集 いま読むべきアートブック300
ここ数年に出版され、話題となったアーティスツブック、評論、エッセイ、フィクショ
ンからインディーズマガジン、マンガ、復刻古典まで。300冊から、いまのアートシー
ンが見えてくる。
〜*〜*〜 目次 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
1.松井冬子をつくった13冊
2.Visual Books 2005-2008
3.津田直をつくった10冊
4.アートシーンを映す18のキーワード
5.やなぎみわをつくった10冊
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┃1.松井冬子をつくった13冊
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従来の日本画家という狭い世界の枠組みを超えて、アクチュアルでグローバルな表現
をつづける松井冬子。その創作の秘密を彼女が愛する本たちから探ることができるの
か。彼女の脳内を覗いてみよう。
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┃2.Visual Books 2005-2008
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前回の「本」の特集から4年が経った。この間に出版されたアートブックのなかから、
人気アーティストの近作モノグラフをはじめ、内容、編集、印刷、装丁、製本も魅力
的な本をピックアップしてみた。それぞれに個性が際立つ38冊をご覧あれ!
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┃3.津田直をつくった10冊
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奥琵琶の寒村から生まれた作品集『漕 Kogi』。新作の写真集『SMOKE LINE』では
モロッコへ、そして中国、モンゴルへ。写真と言葉のアーティストは今も旅を続けて
いる。彼の本棚が大阪・堺にあると耳にし、訪れてみた。
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┃4.アートシーンを映す18のキーワード
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2005〜2008年の話題の本を中心にテーマに沿ってレビューする。取捨選択の時代のベ
ストリーディングガイド!
・未来 ― 現代アートの未来を考えるということ
・日本 ― 仏像から現代アートまでを貫く「日本」とは?
・ビジネス ― アートはどれくらいビジネスになるの?
・批評 ― 美術批評のポピュリズム時代
・アーティスト ― アーティストのための「身の上」相談本
・言論 ― 現代アートは世界でこんなふうに語られている
・感性 ― 「過剰」こそ感性を考えるキーワードだ
・鑑賞 ― 鑑賞の歓びを心から感じたい人へ
・美術館 ― ミュージアムガイドの五つ星
・制作 ― 鑑賞者と制作者の間の深みは跳び越えられるか?
・子ども ― 大人も楽しめるいまどきの子どもの本
・展覧会 ― 本棚で寝かせるほど醸成するカタログの価値
・歴史 ― 裂け目からにじみ出る「歴史」の妙味
・文学 ― 世界に作用することを意識していますか?
・地方 ― 地方都市だからこそアートが面白い
・サブカルチャー ― 「サブカル」という名のカルチャーはない
・写真 ― 「写真大国」からの発信を!
・都市 ― 再び政治の季節を迎えている建築が面白い
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┃5.やなぎみわをつくった10冊
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京都市内にある古い日本家屋にアーティストを訪ねると折衷様式の洋室に通された。
そこに見たものは、作品さながらの寓意的空間、そして彼女の脳内が反転されたかの
ような、天井までの書架。
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