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美術手帖 2009年11月号

誌名: 美術手帖 2009年11月号

創刊: 美術出版社
発売日: 2009年10月17日

価格: 1,600円

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雑誌紹介

資料性の高いヴィジュアル・マガジンとして海外からも熱い注目を浴びている。1948年の創刊以来、たえずアートシーンをリードしつづけるオピニオン雑誌。


概要

◆○
○◆ 特集 茶の湯の美 〜 日本美の結晶―古くて新しい「美のココロ」
“茶の湯とはたゞ湯をわかし茶をたてゝのむばかりなる事と知るべし” 千利休
“茶の道。それは日々の雑多なものごとの中にひそむ美しさを深く愛すること。自分自身
を美しくしなければ、美しいものに近づく資格はない。美とともに生きた者だけが、美し
く死ぬことができる。” 岡倉天心「茶の本」
茶の湯、それは日本美の結晶する小宇宙。日常と非日常を往来し、「美」を見出して受け
とめるステージ。古くて新しい「茶の湯と数寄」、その心と美の秘密を探る。
〜*〜*〜 目次 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
T. 千 宗屋 茶の湯の美のススメ
「日本の生活文化に息づく心と美の集大成、それが茶の湯です。」
三千家のひとつ、武者小路千家の時期家元、千 宗屋に「茶の湯の美と心」を聞く。
U. 山口晃 茶の湯と数寄者の美学
当代きっての藝術家・山口晃による茶の湯と粋の考察。
「茶の湯と数寄」作品群、「すゞしろ日記」利休翁編、山口流“茶の湯考”エッセイ
V. 茶の湯と数寄のイロハ・入門
500年近い歴史の中で磨き上げられてきた茶の湯の世界。それは、日本の美意識が結集した
「数寄=好き」の道でもある。「茶の湯の歴史から茶室や茶道具の見方まで、これだけは
知っておきたい、茶の湯と数寄のイロハ」の世界
・「茶の湯」の数寄と基礎知識
・千利休 / 古田織部 / 小堀遠州
・茶室
・書院、茶室、数寄屋への変遷
・数寄者とは
・桂離宮 / 大徳寺
・茶道具 見立てと取り合わせの美
・茶碗 見方、変遷、名椀図録
・佐川美術館 樂吉左衛門館・茶室 / 重森三玲庭園美術館
W. 今に活かす茶の湯のココロ
今の時代を生きる私たちに、茶の湯の美は何を教えてくれるのか。現代の作り手、目利き、そのココロ。
・プロジェクト「茶の箱」
赤木明登 / 安藤雅信 / 内田鋼一 / 長谷川竹次郎 / ヨーガン レール
・ヤン窯、茶陶バトル 〜 新世代の陶芸家が生み出す茶陶
青木良太 / 新里明士 / 川端健太郎 / 纉c卓郎 / 原菜央 / 植葉香澄
・【対談】 村上隆 & 坂田和實 茶に想う……美と価値のパラダイムシフト


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