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Orthopaedics(オルソペディクス) 21/4

誌名: Orthopaedics(オルソペディクス) 21/4

創刊: 全日本病院出版会
発売日: 2008年04月15日

価格: 2,205円

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雑誌紹介

毎号、日々の臨床に即した1つのテーマにしぼり、全ページにわたって様々な角度から解説している。一つ一つの論文に図表を多用し、多くのページを割いているため、読者の「ここまで知りたかった」という要望に応える。若手の先生方、開業の先生方から絶大な支持を受けている。


概要

Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.4
関節拘縮―その予防と治療―
 
上肢の関節拘縮に対するリハビリテーション 片岡 晶志ほか
ADLに必要な肘,前腕の可動域を示すとともに,肘の靱帯解剖,バイオメカニクスを述べた.さらに肘拘縮の原因とリハビリテーション治療に関して述べた.
下肢の関節拘縮に対するリハビリテーション 森口 晃一ほか
下肢関節拘縮のリハビリテーションは,他動的な可動域改善だけでは不十分であり,動作を考慮すべきである.そのため拘縮を生じた関節のみならず,重力環境下における多関節運動連鎖を考慮すべきである.
手の関節拘縮に対する予防と治療―外傷や術後の関節拘縮予防に対する
 リハビリテーション(スプリントを含む)や起こってしまった拘縮に対する外科的治療― 中島 英親ほか
中島式創外固定器を使用した指の関節拘縮の授動術につき述べた.
肩関節拘縮に対する外科的治療 佐野 博高ほか
鏡視下関節包切離術は,「いわゆる五十肩」だけでなく,骨折や手術の後に二次的に発症した関節拘縮に対しても,低侵襲かつ確実に関節可動域の拡大が得られる有用な方法である.
膝関節拘縮に対する外科的治療 中前 敦雄ほか
膝関節拘縮に対する外科的治療として主に鏡視下授動術の適応と手術手技について述べた.関節内に拘縮の主因がある場合は本法は有用であるが,関節外に主因がある場合はその効果に限界がある.
足関節拘縮に対する創外固定器の応用 土屋 弘行ほか
創外固定器を用いた足関節拘縮に対する矯正手術にはどのような方法があるか? 具体的な手術方法と注意点,26肢に行った手術成績について述べた.
人工膝関節置換術後の関節拘縮に対する治療 川村 秀哉
手術には拘縮の程度,術後からの期間により術式が選択されるが,いったん発症した拘縮の改善には多大な努力を要する.拘縮発生の予防に重点を置くべきである.
老人の廃用性関節拘縮の問題と予防法 稲川 利光
(1)関節可動域訓練として簡便かつ的確な関節の動かし方,
(2)起居〜立ち上がり動作を例に,関節可動域の維持・改善に有効な介助法,
(3)嚥下機能維持のための,頚部や顎関節および舌の拘縮予防,
(4)生活の活性化に向けた,遊びリテーションの効用につき述べた.


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