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建築技術 725

誌名: 建築技術 725

創刊: 建築技術
発売日: 2010年05月17日

価格: 1,850円

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雑誌紹介

月刊「建築技術」は、激しく変貌する今日において、建築界におけるアーキテクノロジーのあり方を問うとともに、それらを通じて建築の本来の姿を捉えた建築総合雑誌です。計画・意匠・構造・施工・監理などを網羅し、建築に関する最先端の技術から、より実務的な問題までを幅広く取り上げ、読者のあらゆるニーズに応えるとともに、明日の建築におけるアーキテクノロジーを追求します。


概要

【architectural design】
立川市庁舎|野沢正光・山下設計設計共同体
手を入れながら使い続けるのがサスティナブル建築は|野沢正光
誰のための市庁舎か?〜立川方式を振り返って〜|赤澤大介
建築計画|赤澤大介
環境負荷削減,省エネルギー計画|石神哲史
構造計画|城戸隆宏+古藤智之
自然科学に学ぶ施工計画|大川郁夫
避難計画|石神哲史
【特集:木造建築物の[デザイン・構造]の可能性を探る】監修:大橋好光
大型木造建築物や木造の学校建築への補助制度が整備されている。3月か
ら住宅エコポイント制度が導入されるなど,木造建築に関心が高まっている。
本特集では,木造戸建住宅から大型木造建築物,および木をデザインに転用
した建築物を技術的観点から紹介する。さらに,木構造に関連する最近の研究
成果,建築物への木の可能性も紹介する。
1.総論 木造建築物の可能性|大橋好光
2.木造による現代建築の最前線|西沢大良
3.木造建築物の架構の可能性を探る
木造建築物の架構システム|腰原幹雄
木を活用したストラクチャーの可能性―1|腰原幹雄
木を活用したストラクチャーの可能性―2|佐藤淳
4.木の特性の可能性を探る
木材の素材特性|長尾博文
木質材料の素材特性|宮武 敦
木の防腐・防蟻・防虫処理法|桃原郁夫
木と室内環境|末吉修三
5.木造建築物の耐火設計の可能性を探る
性能規定化後の現状と課題|長谷見雄二
木造耐火建築物と木造準耐火建築物|安井昇
燃え代による防耐火構造|土屋伸一
納まり・仕上げによる防耐火構造|安井昇
防火処理剤による防耐火|原田寿郎
6.木造建築物の用途と法規
7.新たな可能性を拓く木造建築物
木造建築事例に見る多様な展開|大橋好光
木による新しいタイプの架構
芦北町地域資源活用総合交流促進施設:木を編む|佐藤淳
球磨のバンガロー:木を縫う|久田基治
SUMIKAパビリオン:3叉の接合|新谷眞人
高知学芸高等学校創立50周年体育館:繊細な集成材によるラメラドーム|山本幸廷
混構による軽やかな架構
高知駅:ハイブリッド構造|川口衞+阿蘇有士
国際教養大学図書館棟:スギ製材と鉄によるハイブリッド構造|山田憲明
糸魚小学校:マツ集成材による異種接合|金箱温春
軸組工法による大型・多層建築物
世界遺産熊野本宮館:掘建て柱|岡本隆之
永縁(とわ)の家:4階建木造住宅|平川啓一
(仮)特別養護老人ホーム 夢/国内最大級の木造軸組耐火建築|安達広幸
既成の構法に工夫を加えた建物
Tree house:LVLによる架構|佐藤淳
ノンちゃんのいえ:スリットをつくる|萬田隆
流星庵:格子・ルーバー状の架構|稲山正弘
外装等を木を現しで用いた建物
木材会館:無垢材を用いた外装|勝矢武之
森×hako:内外装に木を多用する|前田圭介
四条木製ビル・第15長谷ビル:下見板張りによるオフィス外装|河井敏明
谷中の町家:木造密集地の木あらわしの外装|安井昇
9.木造建築物と助成制度
【特別記事】
既存木造住宅の省エネ性能診断―インテグラルの試み―|南雄三
カナダツガ材を用いた木構造の新しい面内実験と実大3階建て住宅の振動実験|槇谷栄次
【連載】
マジアから日本の建築的文化遺産の可能性を探る|長谷見雄二
高層マンション工事でのサイトPCa工法|岩下智+遠藤寛
既存戸建検査・検証について@|大場喜和
鉄骨構造計算|山崎好則+信定稔久
伝承すべき技術は何もないのでは|石福 昭
丁々発止の時代へ 喜・怒・哀・楽コミュニケーションのすすめ|赤坂うさぎ 198
の波|松井 勇
クロアチアのスポーツホール
日本の伝統建築の構法 柔軟性と寿命|内田祥哉 著,大橋好光 評
木造建築のチカラ 木のまち・木のいえ推進フォーラム第2回全国大会レポート|相馬智明
「今,なぜ木造建築か」―木材の視点でみるNPO木の建築フォラム集中講義|槌本敬大
記憶の継承―新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館|吉田多津雄
平成22年度国土技術政策総合研究所 新たな「プロジェクト研究」


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