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建築技術 733

誌名: 建築技術 733

創刊: 建築技術
発売日: 2011年01月17日

価格: 1,850円

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雑誌紹介

月刊「建築技術」は、激しく変貌する今日において、建築界におけるアーキテクノロジーのあり方を問うとともに、それらを通じて建築の本来の姿を捉えた建築総合雑誌です。計画・意匠・構造・施工・監理などを網羅し、建築に関する最先端の技術から、より実務的な問題までを幅広く取り上げ、読者のあらゆるニーズに応えるとともに、明日の建築におけるアーキテクノロジーを追求します。


概要

【architectural design】
ホキ美術館|山梨知彦+中本太郎+鈴木隆+矢野雅規/日建設計
技術と芸術の直結|山梨知彦+中本太郎+鈴木隆+矢野雅規
ギャラリー計画|山梨知彦+中本太郎+鈴木隆+矢野雅規+本間睦朗+小林弘造+水谷周
構造計画|向野聡彦+朝川剛
施工計画|谷口英武
【特集:伝統的構法による木造住宅の性能検証−建物・材料の性能と実例】監修:大橋好光
伝統的構法による木造住宅に関する調査・実験が数多く行われ,その性能の検証が行われている。本特集は,本誌の昨年12月号特集の姉妹編で,「性能検証と設計法作成」の旧委員会の成果を中心に構成している。実務者へのアンケート等で明らかになった伝統的構法の多様性,および伝統的構法で用いられる材料の特性,そして,実物大震動台実験やそれに関連する研究などを紹介する。また,別途行われた,柱脚を固定しない実験からわかったことを整理する。最後に,伝統的構法による実践例を取り上げ,その構法・構造の工夫を紹介する。
T.伝統的構法と設計|大橋好光
U.伝統的木造住宅の構法
構法の地域特性|松留愼一郎
構法の軸組架構|松留愼一郎
V.伝統的構法に特に用いられる材料の特性
乾燥方法と部材の干割れ|槌本敬大+津田千尋
天然乾燥材の生産|鈴木圭+槌本敬大
広葉樹(ケヤキ)製材の曲げ強度|長尾博文
節,目切れ等が垂れ壁付き独立柱の構造性能に及ぼす影響|向坊恭介+須田達
節,目切れ等が構造性能に及ぼす影響−通し柱の場合−|津田千尋+槌本敬大
貫の寸法と柱の背割りが貫構造耐力壁の構造性能に及ぼす影響|向坊恭介+須田達
背割りが長ほぞ差込栓接合部の構造性能に及ぼす影響|槌本敬大
W.実物大実験棟の検証〜E−ディフェンスの実物大震動台実験など〜
実物大住宅の性能検証実験の概要|大橋好光
A棟(地域型)|清水秀丸
B棟(都市近郊型)|向坊恭介
E−ディフェンス軸組躯体の静加力試験|大橋好光+加川啓介
A棟B棟の要素実験
A棟の接合部|大橋好光+山本英司
B棟の接合部|荘所直哉
A棟B棟の構面実験|前川秀幸+的野博訓
検証用鉛直構面の性能|照井清貴
柱曲げ試験|三芳紀美子
実大実験と要素実験
静加力実験と要素実験|大橋好光+加川啓介
震動台実験と要素実験|大橋好光+甲州大祐
X.垂れ壁付き独立柱構面の振動台実験|河合直人
Y.伝統的構法による木造住宅の実践例
渡りあご構法|丹呉明恭
土壁|高橋昌巳
填め込み式板壁中貫工法|菅野照夫
落し込み式板壁工法|渡邊隆
光格子による木組の家|宮越喜彦
枠の内構法|島崎英雄
土佐派の家−土着の手法−|山本長水
小径木挟み梁構法|川端眞
足元開放の貫工法|古川保
石場建て土壁の家|綾部孝司
【特別記事】
地震国日本の建築物に求められる 免震+PC圧着関節工法|黒沢亮太郎+藤原孝宏,協力:松崎育弘+中野清司
カナダツガ製材を用いた木造軸組工法建築物の構造性能|三宅辰哉
耐震診断の意図とJ-耐震開口フレームを用いた改修例|手塚純一
【連載】
≪病院建築──スペシャリストへの道 第2回≫
病院の全体計画−1|藤田衛
≪建築基準法の抜本的見直しのために 第2回≫
1996年気象庁震度階大改訂から「耐震基準」改定は喫緊の課題|北村二郎
≪新時代を拓く最新施工技術 第16回≫
多段拡径場所打ちコンクリート杭工法|若井修一+平井芳雄
≪高速道路の建築技術 第17回≫
事務所用施設と雪氷用施設|古賀仁也+信定稔久
≪わたしの技術伝承ノート 第19回≫
マンションへの直結給水普及期における水道事業体規準の多様性|仲村元秀
≪一言居士≫
物を造りだす人|冨田知己
≪OVERSEAS TOPICS≫
ポルトガルの巨大教会Most Holy Trinity Churchの構造
≪ザ・ブックス≫
東京大学建築学科 難波研究室 活動全記録|東京大学建築学科難波和彦研究室 著,北山恒 評
≪Column≫
建築系学生のための実習型木造建築学|大橋好光
コロキウム構造形態の創生と解析2010「形態創生コンテスト」レポート|永井拓生
「風景」への眼差し 第6回景観・デザイン研究発表会シンポジウム|西村浩
≪BRI news&topics≫
国土技術政策総合研究所における平成23年度の重点研究に関する予算決定の内容について
≪読者コーナーQ&A≫
鉄筋コンクリート造の柱頭(最上階)の定着について|篠崎洋三+宮原貴昭


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