誌名: DAYS JAPAN（デイズ ジャパン） 4月号 創刊: デイズジャパン 発売日: 2005年03月20日 価格: 820円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

現場や被災地でも、加害者は必ず人々の被害を隠そうとします。そうした事実を知らせるのがジャーナリストの仕事です。しかし現場から記事や写真・映像を送っても、取り上げるメディアはどんどん減っています。日本のフォトジャーナリズムは今危機に瀕しています。それは業界の危機というだけではありません。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしいところに突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うことなのです。年間購読という形でDAYS JAPANを支えてください。

概要

特集　占領地のユダヤ人
１ 入植者たちの「約束の地」
奪われた未来　
文／寺畑由美
入植者たちの占領の論理
文／臼杵 陽
２ イスラエル兵が撮影した占領地
「沈黙」を破って
　--イスラエル兵士たちが告白する占領下の任務
トピックス●レバノン　シリア軍撤退へ
写真／モハメド・アザキール
トピックス●インドネシア　軍が阻む復興
写真／クロッホ、イールズ
文／豊田直巳
トピックス●メキシコ　女性に対する大量殺害
写真／アギラール、ロメロ、トレス
トピックス●カナダ　ごみ捨て場のシロクマ
写真・文／渡辺浩徳
コラム「現場から」
哀しき北朝鮮女性たち
写真・文／石丸次郎
コラム「メディア･チェック」
核心突かない（突けない？）番組改変報道
文／斎藤美奈子

韓国ハンセン病療養所
日本の暴力に支配された島･ソロクト
写真／八重樫信之　文／村上絢子
戦場のフォトグラファー　戦場のサイゴン
写真・文／フィリップ・ジョーンズ＝グリフィス
誇り高きロマの子どもたち
写真／イブ・レレシエ　文／内橋美誉子
一枚の写真●桑原史成「成人の日 胎児性水俣病の智子さん」
文／江成常夫
新人フォトジャーナリストたち
解体現場から見えたもの
写真・文／山田　真
サルガドの世界
海に生きる　イタリア、スペイン
写真／セバスチャン・サルガド
文／池澤夏樹
マンガ　●しろねこくん　　べつやく れい
Women''s Report12
水中出産の歓び
写真／フローリス・ルーウェンバーグ
「営みの地球」
セレンゲティ平原･アフリカ
写真・文／岩合光昭
編集後記/次号予告/