誌名: DAYS JAPAN（デイズ ジャパン） 9月号 創刊: デイズジャパン 発売日: 2005年08月20日 価格: 820円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

現場や被災地でも、加害者は必ず人々の被害を隠そうとします。そうした事実を知らせるのがジャーナリストの仕事です。しかし現場から記事や写真・映像を送っても、取り上げるメディアはどんどん減っています。日本のフォトジャーナリズムは今危機に瀕しています。それは業界の危機というだけではありません。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしいところに突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うことなのです。年間購読という形でDAYS JAPANを支えてください。

概要

2005/09 SEP
Vol.2 No.9
９月号
Contents
特集：イランの行方
　　　揺れるイスラム国家
写真／モルテザ・ニコバズル、ベールーズ・メーリ、ダミール・シャーゴリ、ヘンガメ・ファヒーミ、アレクサンドラ・ブーラ、ゲイリー・ナイト、ラミン・タライエ、アッタ・ケナル、マジード・サイーディ、ラヒブ・ホマバンディ、パトリック・バズ
「そして、人生はつづく」　文／アレズ・ファクレジャハニ
過去のつけに苦しむイラン社会　文／松永泰行
政治体制の変転と揺れるアイデンティティ　文／吉村慎太郎
トピックス
イスラエル●ガザ撤退
写真／エヤル・オフェル、ウリエル・シナイ、ニコラス・アズフーリ　文／ミシェル・バルショフスキー
イラク●流血のサマワ
写真／モハンマド・アミーン
ハイチ●国連部隊による虐殺事件
コラム「現場から」
イラク取材の護衛を巡って
文／綿井健陽
コラム「メディア・チェック」
テロの真の原因を伝えよ
文／桂 敬一
歴史を証言する写真家たち３
占領下の東京
写真／酒井慎一　文／田中伸尚
アフリカ 伝染病の猛威
写真／エブリン・ホックスタイン　文／福井 聡
Women’s Report１５
戦火に翻弄される女性たち
写真・文／八木澤高明
メキシコ 反グローバリゼーションデモ
写真／トナチウ・フィグエロア　文／伊藤千尋
一枚の写真
「鎌鼬」
疎開の記憶から
写真・文／細江英公
新人フォトジャーナリストたち
野宿生活者のメーデー　写真・文／關口寛人
マンガ●しろねこくん
べつやく れい
フォトジャーナリスト養成講座１
セバスチャン・サルガド　未来の写真家たちへ
サルガドの世界１８
土地なし農民運動　ブラジル
写真／セバスチャン・サルガド　文／池澤夏樹
営みの地球１８
マダガスカルー２
陽光を浴びて　ワオキツネザル
写真・文／浅尾省五