誌名: DAYS JAPAN（デイズ ジャパン） 1月号 創刊: デイズジャパン 発売日: 2005年12月20日 価格: 820円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

現場や被災地でも、加害者は必ず人々の被害を隠そうとします。そうした事実を知らせるのがジャーナリストの仕事です。しかし現場から記事や写真・映像を送っても、取り上げるメディアはどんどん減っています。日本のフォトジャーナリズムは今危機に瀕しています。それは業界の危機というだけではありません。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしいところに突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うことなのです。年間購読という形でDAYS JAPANを支えてください。

概要

2006/1 JAN
Vol.3 No.1
１月号
Contents
4　トピックス
イラク●占領下の「民主化」という暴力の影で　写真／ジェイソン・Ｐ・ホウ、フレデリック・ラファルグ
アメリカ●ハリケーンで露呈したアメリカの真実　写真／マリアン・トッド　文／ブライアン・コバート
スウェーデン●ここまできたバイオガス開発　写真／ペッペ・アルニンジ
ドイツ●核から水を守る農民の闘い　写真／トビアス・シュバルツ、クリスチャン・チャリシウス、ローランド・マグニア　文／トマス・ブルーア
特集：加害者としての日本
10　１　日本軍が行った空爆の惨禍　上海、南京、重慶
　　写真／フルトン・アーカイブ、ベットマン・アーカイブ　文／笠原十九司
16　２　残された毒ガス弾
　　写真／花井智子　文／海南友子
18　３　強制連行
　　写真・文／鈴木賢士
20　４　台湾先住民の闘い
　　写真／井出情児　文／布川徹郎
22　５　「慰安婦」
　　文／林 博文、金丸知好
24　コラム「現場から」
パキスタン地震 支援の行方　写真・文／森住 卓
25　コラム「メディア・チェック」
忍法・木の葉隠れの党　文／斎藤美奈子
26　人種差別の温床
　　アメリカのKKK
　　写真／アンソニー・カレン　文／越智道雄
32　はしごで国境を越える
　　写真・文／セルジ・カマラ
34　歴史を証言する写真家たち7
　　ヒロシマ
　　写真／土門 拳　文／岡井耀毅
38　内戦から再起するリベリア
　　写真／ニック・ボスマ　文／鈴木泰生
40　Women''s Report 15
　　殺戮の中の女性たち　グアテマラ
　　写真・文／ビクター・J・ブルー
46　第２回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞募集
47　DAYSへの読者の声／定期購読のご案内
48 バックナンバー、英語版のご案内
49　オリジナルプリント販売のご案内
50　一枚の写真●「反戦デモに参加するジャン・ローズ」
　　写真で始まる交流　文／大石芳野
51　マンガ●しろねこくん　べつやくれい
52　レザの世界〔１〕
　　紛争に追われて　ルワンダ
　　写真／レザ　文／池澤夏樹
56　営みの地球22
　　氷原に暮らす　ホッキョクグマ
　　写真・文／星野道夫
62　編集後記／次号予告／サポーターズ通信