誌名: DAYS JAPAN（デイズ ジャパン） 5月号 創刊: デイズジャパン 発売日: 2008年04月20日 価格: 820円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

現場や被災地でも、加害者は必ず人々の被害を隠そうとします。そうした事実を知らせるのがジャーナリストの仕事です。しかし現場から記事や写真・映像を送っても、取り上げるメディアはどんどん減っています。日本のフォトジャーナリズムは今危機に瀕しています。それは業界の危機というだけではありません。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしいところに突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うことなのです。年間購読という形でDAYS JAPANを支えてください。

概要

目次
第４回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞
戦争の「本当の」顔／広河隆一
第４回ＤＡＹＳ国際フォトジャーナリズム大賞受賞者発表
ＤＡＹＳ特別賞 孤立するビルマ／アドリース・ラティーフ
大賞１位 アフガニスタン 母親の死／ジーン・チャン
大賞２位 パキスタン ブット元首相暗殺／ジョン・ムーア
コンゴ民主共和国 ゴリラの殺害／ブレント・スタートン
大賞３位 ソマリア 忘れ去られた戦争／高橋邦典
パレスチナ ガザの空／マフムード・ハムス
審査員特別賞 緊迫するイラク バグダッド／デイビッド・ファースト
ケニアの大統領選挙／ロベルト・シュミット
スーダン・チャド 悪化するダルフール危機／ヤン・グラルップ
ケニア マサイ族の少女たち／マルヴィ・ラカール
グアテマラ 女性への暴力と殺害／ワルテル・アストラーダ
ナイジェリア 石油産業の裏側／エド・カシ
シーパンドン メコンの漁師たち／ステープ・クリッサナワリン
受賞者コメント
審査員講評 江成常夫、熊切圭介、大石芳野、池田香代子、広河隆一（本誌編集長）、レネ・Ｃ・バイヤー、筑紫哲也
バックナンバー、英語版、定期購読、専用バインダーのご案内
ＤＡＹＳ国際フォトジャーナリズム大賞応募者一覧
写真展「地球の上に生きる２００８」のご案内
編集後記／次号予告、ＤＡＹＳからのお知らせ、サポーターズクラブ通信
表紙：Photo by Adrees LATIF
ミャンマーの反軍政デモを取材中のビデオ・ジャーナリスト、長井健司さんが、至近距離からの銃撃を受けて路上に倒れながらもなおカメラを構えようとしている写真は、ＤＡＹＳ国際フォトジャーナリズム大賞のＤＡＹＳ特別賞に選ばれ、ピューリッツアー賞も受賞。2007年９月27日