誌名: DAYS JAPAN（デイズ ジャパン） 11月号 創刊: デイズジャパン 発売日: 2008年10月20日 価格: 820円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

現場や被災地でも、加害者は必ず人々の被害を隠そうとします。そうした事実を知らせるのがジャーナリストの仕事です。しかし現場から記事や写真・映像を送っても、取り上げるメディアはどんどん減っています。日本のフォトジャーナリズムは今危機に瀕しています。それは業界の危機というだけではありません。志あるフォトジャーナリズムが消えていくことは、時代が恐ろしいところに突き進んでいくのをチェックできないということなのです。時代を読み取る目を失うことなのです。年間購読という形でDAYS JAPANを支えてください。

概要

アニマルワールド
写真／オリビエ・ボルン、ミシェル&クリスティーン・デニス-ハウト
トピックス
ウォール街●マネーゲームの果てに
写真／ジョナサン・エルンスト、パウロ・ホワイティカー、中尾由里子
文／北健一
タイ●民衆の直接行動で政権が窮地に
写真／ポーンチャイ・キッティウォンサクル
横須賀●米原子力空母が入港
写真／清水健
パキスタン●米系ホテルに自爆攻撃発生
写真／ファイサル・マフムード
特集：格差の底辺から
写真／金浦蜜鷹、エヴェレット・ケネディ・ブラウン、広河隆一 文／河添誠
人道危機の子どもたち
写真・文／竹林尚也
スーダンの日本人医師
写真・文／内藤順司
コラム「現場から」
格差の犠牲になる子どもたち
文／佐古田博
コラム「OUTLOOK」
世襲議員をはびこらせるサムライ式の時代認識
文／斎藤美奈子
国際フォトジャーナリズム祭
写真／宮下洋一、木村早苗、フィリップ・ブレンキンソップ、ブレント・スタートン、ムネム・ワシフ
文／宮下洋一
ビルマ・麻薬地帯の人々
写真・文／呂楠
Women’s Report ㉖
コンゴ・横行する性暴力
写真・文／ジーン・チャン
バックナンバー、定期購読、専用バインダーのご案内
マンガ●DAYS ウォッチ７ チェンジ 橋本勝
世界のフォトエージェンシー10
AURORA PHOTOS
写真／マット・アイク、ジャン-ミシェル・クラヨー、カーリー・シェル、ジェイムズ・パログ
私の取材機材10 宮崎学
［営みの地球］49
遊歩道のけもの道
写真・文／宮崎学
編集後記／次号予告、サポーターズ通信、お知らせ
表紙：Photo by Junji NAITO
日本人医師・川原尚行医師に同行し各地を訪問したとき、村にいた少女。シェリフ・ハサバッラ村近郊・ガダーレフ州・スーダン。2007年9月28日