誌名: LiSA（リサ） 4月号 創刊: メディカル・サイエンス・インターナショナル 発売日: 2003年04月01日 価格: 2,310円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

自らが読みたい雑誌をつくるという編集委員のポリシーからスタートしたLiSAは，いわゆる医学雑誌とは一線を画し，スタンダードを示すのではな，既存の知識をも新しい切り口で検討し直そうとするもの。一歩踏み込んだ分析，今までとは異なる視点からの解釈を示し，読者の知的欲求に応える「徹底分析」。具体的な提示症例に対し，一般論を抜きに「私ならこうする」をストレートに示す「症例検討」。その他，創刊当時からのモットー“楽しく学ぶ”から生まれた読み物が満載。総合誌リサのテーマは，基礎と臨床，手術室から社会へと広がり，集中治療医や救急医，外科医，看護師，臨床工学技士にも共通の場を提供します。

概要

徹底分析シリーズ：　
誘発電位の原理とその麻酔管理
馬場　 洋
●誘発電位の種類と原理
新潟大学医学部附属病院 麻酔科　冨田 美佐緒・馬場　 洋
●手術室での誘発電位測定：術中神経機能モニタリングの実際
新潟大学大学医学部附属病院 麻酔科　飛田 俊幸
●側彎症手術中の脊髄機能モニタリング
飛田 俊幸
●脊髄腫瘍（頸髄髄内腫瘍）におけるモニタリング
和歌山県立医科大学 整形外科学教室　玉置 哲也
●大血管手術における運動機能モニタリング
奈良県立医科大学 麻酔科学教室　川口 昌彦・古家 　仁
●股関節手術（下肢引き下げを伴う）におけるモニタリング
新潟市民病院 麻酔科　清水 美弥子
■麻酔科医に望むこと
新潟大学医学部附属病院 整形外科　徳永 邦彦
●脳神経外科手術におけるモニタリング
九州大学大学院医学研究院 脳神経外科　森岡 隆人・佐々木 富男
九州大学大学院医学研究院 麻酔・蘇生科　福井 公子
●聴性誘発電位と麻酔深度モニター
浜松医科大学 麻酔・蘇生学講座　風間 富栄
LiSA Aesthetic Salon：　
「アットホーム健康法」おしゃれ編8：身の回りの紙製品をチェック！
ニュー上田クリニック　上田 由紀子
麻酔奮戦記：「障害者歯科」開業医の現場報告
第1回　全身麻酔，それはタイムマシンのボタン
瀬畑歯科医院/東京医科歯科大学歯学部 麻酔・生体管理学　瀬畑　 宏
ブックレビュー：
『プラトン　哲学者とは何か』（小島 和男）
『暮らしの世相史』（福家 伸夫）
症例検討：　
肺機能低下患者の麻酔
落合 亮一
▼手術・麻酔の呼吸機能への影響
岩手医科大学医学部 麻酔学教室　盛　 直久
▼肺気腫患者の麻酔：脊椎くも膜麻酔だけでもよいが，術後疼痛管理を考え硬膜外麻酔を併用
横浜市立大学医学部附属病院 集中治療部　矢澤 利枝・磨田　 裕・大塚 将秀
▼肺気腫患者の麻酔：吸入麻酔薬による全身麻酔に持続腰部硬膜外ブロック併用
高知医科大学 看護学科　植田 �注ｲ
▼慢性気管支炎患者胃全摘の麻酔：プロポフォール，フェンタニル，ベクロニウムを用いた全身麻酔，術後鎮痛は他の方法で
東京大学医学部附属病院 麻酔科　山本 博俊
▼慢性気管支炎患者胃全摘の麻酔：自発下に人工呼吸器の圧補助換気モードを利用，慣れた亜酸化窒素＋吸入麻酔で
新潟県立新発田病院 麻酔科　熊谷 雄一
▼側彎症患者腹腔鏡下胆嚢摘出術の麻酔：脊柱側彎症もあり全身麻酔を選択
琉球大学医学部 麻酔科学講座　古謝 宏樹・須加原 一博
知識をいかに体系化するか：
情報序論（その1）本を書くとは：『血液ガスの臨床』の経験から
帝京大学八王子キャンパス　諏訪 邦夫
安全に薬を使うための添付文書活用法
第3回：「医薬品情報提供ホームページ」使用法，その3
帝京大学医学部 薬理学講座　中木 敏夫
Pharmacognomyへの招待
(-)-(S)-4-({3-[2-(dimethylamino)ethyl]-1H-indol-5-yl}methyl)-2-oxazolidinone
中木 敏夫
ニューヨーク日和下駄：
第10回：MGH見学で思ったこと，考えたこと
Cornell University Weill Medical College Department of Pharmacology　大畑 めぐみ
　　　　　　　　　　　　　　
Editorial拝見：　
リサクラブ：　
●掲示板
● 2月号の「ニューヨーク日和下駄」を読んで　平田 一雄
●俳句：医者という職業にただ感謝 　佐藤 二郎
●投稿規定
●酒美学：酒と麻酔編　古賀 義久
●from LiSA
●次号目次