誌名: LiSA（リサ） 2010年11月号 創刊: メディカル・サイエンス・インターナショナル 発売日: 2010年11月01日 価格: 2,310円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

自らが読みたい雑誌をつくるという編集委員のポリシーからスタートしたLiSAは，いわゆる医学雑誌とは一線を画し，スタンダードを示すのではな，既存の知識をも新しい切り口で検討し直そうとするもの。一歩踏み込んだ分析，今までとは異なる視点からの解釈を示し，読者の知的欲求に応える「徹底分析」。具体的な提示症例に対し，一般論を抜きに「私ならこうする」をストレートに示す「症例検討」。その他，創刊当時からのモットー“楽しく学ぶ”から生まれた読み物が満載。総合誌リサのテーマは，基礎と臨床，手術室から社会へと広がり，集中治療医や救急医，外科医，看護師，臨床工学技士にも共通の場を提供します。

概要

Life Support
and
Anesthesia
11
2010 VOL.17 NO.11
徹底分析シリーズ
麻酔薬は
敵か味方か
東京医科大学 麻酔科学教室 内野 博之
▼小児の脳への影響：
ヒトへの影響はわからないが
麻酔方法，麻酔薬，手術時期には留意
帝京大学ちば総合医療センター 麻酔科 遠山 悟史
▼成人の脳へ
麻酔薬が及ぼす影響とその機序：
イソフルランが使われなくなったその理由は
東京女子医科大学医学部 麻酔科学講座 尾崎 眞
▼集中治療室における
鎮静の中枢神経への影響：
譫妄，記憶，認知機能障害，うつ，PTSD
東京慈恵会医科大学 麻酔科・集中治療部 讃井 將満
LiSA Aesthetic Salon：
新しい美容の話し
男性医師にも
化粧品の知識が必要な時代になった
ニュー上田クリニック 上田 由紀子
院内急変対応システムとは何か？：
RRS の夜明け，
より安全な医療に向かって
Department of Anesthesiology,
University of Pittsburgh School of Medicine 松崎 孝・酒井 哲郎
バンクーバー便り：
40 歳過ぎからはじめる海外留学
第 4 便：バンクーバーの医療と
それを取り巻く環境
東京医科歯科大学医学部附属病院 麻酔・蘇生・ペインクリニック科 石川 晴士
Department of Anesthesia, Vancouver General Hospital
ブックレビュー：
『絢爛たる影絵 ―小津安二郎』（関本 英太郎）
『麻酔科研修の素朴な疑問に答えます』（中木 文雄）
『ロッシーニ作曲≪序曲集≫
指揮：クラウディオ ・アバド，ヨーロッパ室内管弦楽団』
（内藤 道一）
症例検討
「ショック」との遭遇
武蔵野赤十字病院 救命救急センター 須崎 紳一郎
▼ショック初期の評価と管理
ショックの病態を読み取ろう
名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野 松田 直之
▼アナフィラキシーショック：
何よりも素早い対応が救命の鍵
順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター 麻酔・ペインクリニック科 光畑 裕正
再発予防の鍵は原因検索と
危険な薬物を避けた麻酔計画
横浜市立大学附属病院 麻酔科 永井 絵里
▼外傷，出血性ショック：
何はともあれ，全身状態を安定化させる
順天堂大学医学部附属浦安病院 救急診療科 森川 美樹・田中 裕
隠された病変に要注意
川崎市立多摩病院 麻酔科 田尻 治
聖マリアンナ医科大学 麻酔学教室 舘田 武志
ABCDE を評価して治療にあたる
順江会江東病院 麻酔科 三浦 邦久
▼脊椎損傷，神経原性ショック：
頸椎を保護しつつ
気道管理も各種デバイスを考慮して確実に
横浜市立大学大学院医学研究科 救急医学 内山 宗人
麻痺レベルの評価が正しくできるかが
治療の成否を分ける
関東労災病院 麻酔科 横田 哲也・石渡 美和子
関東労災病院 整形外科 渡邉 健一
求められるのは，慎重さと正確さ そしてチーム医療
産業医科大学医学部 麻酔科学教室 原西 保典・佐多 竹良
三菱電機株式会社高周波デバイス製作所 産業医 井上 義崇
海外医療支援の現場から：
ともに働く人々：
医療スタッフ編
三浦 由紀子
知識をいかに体系化するか：
パソコンと出力：
パソコンで考えるとは
帝京短期大学 諏訪 邦夫
Pharmacognomy への招待：
（1RS,2RS）-2-[（Dimethylamino）methyl]-1-
（3-methoxyphenyl）cyclohexanol hydrochloride
帝京大学医学部 薬理学講座 中木 敏夫
Editorial 拝見：
リサクラブ：
●掲示板 ●ヒューストン留学記（その後）：中国・日本という国は… 石黒 達昌
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