誌名: 地域リハビリテーション 3巻12号 創刊: 三輪書店 発売日: 2008年12月15日 価格: 1,890円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

国の政策のもと施設から在宅への移行が推し進められ、セラピストは障害者、高齢者をどう地域で支えていくかが強く求められる時代となった。時代の要請に応えるべく本誌は「リハビリ」「地域」「生活」をキーワードに特集を組み、他雑誌にはない切り込みとなっている。講座では、専門職としての実力ＵＰ講座、高次脳機能障害や認知症等の最新医療知識、老いへの理解、他職種との連携方法、社会保障関連の解説、社会資源の情報、当事者の声など、地域で人を支えるための技術、知識、情報が網羅され、執筆陣も看護師、保健師、ＳＷなど多職種にわたっており、医療・福祉・保健を包括した地域リハビリテーションを支えるための総合力を身につけることができる。

概要

■私たちの身近な歴史シリーズ―台所
最終回 飯炊きの一万年 / 山口昌伴
■SpotSmile
2008 北京パラリンピック競技大会
―参加レポート（その 2） / 小山良隆
■ホットギャラリー
■巻頭言 / 高橋育子
■特集 / 海外の地域リハビリテーションの実状―発症から在宅支援まで
どう変わる，25 年経った CBR
―WHO にみる CBR の進展 / 上野悦子
スウェーデンの地域リハビリテーションの現状 / 河本佳子
オーストラリアにおけるリハビリテーション病棟と地域復帰支援について
―ニューサウスウエールズ州シドニーの例 / 徳能賀子，他
イギリスの地域リハビリテーションの 1 例 / Yuki Taylor
アメリカの地域リハビリテーションの現状 / 吉田清和
チリ・サンチャゴ市における地域リハビリテーション
―JICA シニア海外ボランティア活動を通して / 中澤優子
中国の地域リハビリテーションの現状 / 郭 丹
韓国の地域社会中心リハビリテーション事業 / 南 成憲
タイの地域リハビリテーションの現状 / 大澤諭樹彦
■講座 実践したくなるなるプロのテクニック
リハビリテーションに生かすフットケア
最終回 フットケア Q＆A / 山田優子，他
図説 パーキンソン病の理解とリハビリテーション
最終回 パーキンソン病患者を支える制度 / 野尻晋一，他
■講座 ためになる，とっておきのゼミ
知って生かそう！ リハスタッフのための褥瘡マニュアル
最終回 地域で取り組む在宅療養者の褥瘡予防 / 藤原泰子
在宅リハ必須の薬剤知識
最終回 薬はいったい誰のために出されているの？ / 松村真司，他
生活を支える高次脳機能障害へのリハビリテーション
最終回 「できない」ではなく「できる」を伸ばす / 橋本圭司
臨床現場に役立つバイオメカニクスの知識
最終回 楽に立ち上がるために / 山本澄子
Ns と OT の協働日記―いま，私たちが伝えたいこと
第 9 回 住宅の改修（前編）―家庭訪問は行く前の準備が大切です / 谷川正浩，他
職場運営に役立つ人的資源管理術
最終回 自分自身のキャリアを描く / 岩�ｱ裕子
最新 IT 支援機器を使って生活ワールドを広げよう!
最終回 遠隔 IT 支援に使えるソフトウェア / 藤田佳男
リハビリテーションとメンタルヘルス
第 4 回 心理職からみたメンタルヘルスの諸相 / 黒川誠子
リハビリテーション現場に役立つ音楽療法の実践♪
第 6 回 音楽で話そう / 板東 浩
■連載
車いす川柳の人生話
最終回 一灯を生きつらぬかん点灯夫 / 柴崎昭雄
精神科デイケアにおけるプログラム
最終回 ハンドメイドのプランター置きをつくる / 齊藤 裕，他
安くて簡単，自助具でひろがる生活
最終回 自助具たち，その後 / 伊藤貴子，他
リハ専門職が知っておきたい 障害者のセクシュアリティ
最終回 映画『ナショナル 7』の問いかけにどう応えるのか / 旭 洋一郎
医療専門職が『当事者の家族』になったとき 身内の介護体験記
最終回 家族の誰かが認知症になったら―姉の介護日記から / 馬場先淳子
企業セラピストによる就労支援
最終回 企業における就労支援の実際―実例をとおして6
「理想の職業リハビリテーション」 / 梶 直美
ぼくの生きている風景
最終回 ぼくの「暮らし」まだまだ続きます / 玉木幸則
ありのままに生きて
第 4 回 健康ではないけれど，元気です / さくら