誌名: 地域リハビリテーション 4巻 3号 創刊: 三輪書店 発売日: 2009年03月15日 価格: 1,890円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

国の政策のもと施設から在宅への移行が推し進められ、セラピストは障害者、高齢者をどう地域で支えていくかが強く求められる時代となった。時代の要請に応えるべく本誌は「リハビリ」「地域」「生活」をキーワードに特集を組み、他雑誌にはない切り込みとなっている。講座では、専門職としての実力ＵＰ講座、高次脳機能障害や認知症等の最新医療知識、老いへの理解、他職種との連携方法、社会保障関連の解説、社会資源の情報、当事者の声など、地域で人を支えるための技術、知識、情報が網羅され、執筆陣も看護師、保健師、ＳＷなど多職種にわたっており、医療・福祉・保健を包括した地域リハビリテーションを支えるための総合力を身につけることができる。

概要

■Yuuki の世界 / 磯貝憂貴

■ホットギャラリー

■認知症のためのアートワーク / 平井美穂
第3回 スポンジとパステルで描く「夜桜」

■巻頭言 / 土井勝幸

■Specialインタビュー
原 寛美×栗原正紀

■特集 ソーシャルワークの力
地域を支えるソーシャルワークのあり方
―ディレンマ・有用性・教育課題 / 工藤修一
地域療育へのソーシャルワーク / 小川 淳
リハビリテーションセンターでの就労支援，地域支援に関わるソーシャルワーク
―福祉リハビリテーション構想とその実践 / 佐藤博文，他
地域密着の小規模多機能型センターで地域支援に関わるソーシャルワーク
/ 岩永里美，他
独立型社会福祉士事務所でのソーシャルワーク / 小川政博
当事者会とソーシャルワーカー / 生方克之

■講座 実践したくなるなるプロのテクニック
このときこう考える―福祉用具マネジメントの実践ポイント / 池田真紀
第3回 福祉用具の有効な活用を通じた支援マネジメント
―実践的取り組み事例を通じて
（3）支援工学技術サービスの問題解決プロセス
実践！ 認知症患者さんとの豊かなコミュニケーション / 五島シズ
第3回 認知症の人との豊かなコミュニケーション（1）

■講座 ためになる，とっておきのゼミ
リハビリテーション現場に役立つ音楽療法の実践♪ / 板東 浩
最終回 音楽で診よう

Ns と OT の協働日記―いま，私たちが伝えたいこと / 谷川正浩，他
最終回 回復期リハ病棟で働くためには人間力が必要です

リハビリテーションとメンタルヘルス / 長谷川幹
第7回 難病（パーキンソン病など）者の心理と対応

■講座 地域リハのための general culture room
老いを知る シリーズ1医学から老いを知る / 井口昭久
シリーズ1最終回 老化の指標，評価，制御について

■講座 実力グンと UP 講座
高めたい知識，その技術！ がん患者さんを支える
リハビリテーション / 岡山太郎
第3回 がんのリハビリテーション―理学療法士の立場から
在宅事例にみるセラピストの専門性
―私はそこで何を果たしたか / 塚原正志
第3回 専門職は，臨床家たれ！科学者たれ！

■連載
小児から難病まで！ さかいリハ訪問看護ステーションの実践 / 沼倉 聡，他
第3回 独居高齢の多系統萎縮症―「できるだけ家で暮らしたい」
介護予防におけるポピュレーションアプローチの試み
―武豊町における地域サロン事業の計画と実施 / 平井 寛
第3回 武豊町プロジェクトの始動―住民との協働の始まり

茨城県からの発信―障害のある小児を支える地域リハビリテーション / 大森保徳，他
第3回 特別支援学校から医療への働きかけ―小児リハ・サポートネット体制

地域リハビリテーションに生かす生活環境心理学 / 城 仁士
第3回 発達の契機としての環境移行