誌名: 地域リハビリテーション 5巻 7号 創刊: 三輪書店 発売日: 2010年07月15日 価格: 1,890円 この号の購入はこちらへ 最新号の購入はこちらへ

雑誌紹介

国の政策のもと施設から在宅への移行が推し進められ、セラピストは障害者、高齢者をどう地域で支えていくかが強く求められる時代となった。時代の要請に応えるべく本誌は「リハビリ」「地域」「生活」をキーワードに特集を組み、他雑誌にはない切り込みとなっている。講座では、専門職としての実力ＵＰ講座、高次脳機能障害や認知症等の最新医療知識、老いへの理解、他職種との連携方法、社会保障関連の解説、社会資源の情報、当事者の声など、地域で人を支えるための技術、知識、情報が網羅され、執筆陣も看護師、保健師、ＳＷなど多職種にわたっており、医療・福祉・保健を包括した地域リハビリテーションを支えるための総合力を身につけることができる。

概要

■巻頭カラー
第7回
就労支援のお味〜カフェ・ベーカリー
森のカフェ ハーモニー

新連載
簡単!テキメン!いまどきの創傷治療
創傷治癒の基礎 / 夏井 睦

巻頭言 / 山川百合子

■Special
インタビュー
私たちは他者の痛みを痛むことができるのか / 辺見 庸×土本亜理子

■特集 / 神経難病における在宅支援ネットワーク
総論 : 難病者を支援するための連携について / 今井尚志,他
疾患の理解とリハビリテーション / 高岡 徹
訪問看護の実践 / 松浦みゆき
訪問リハビリテーションの実践 / 木村佐知子,他
生活を支援するコミュニケーション支援機器 / 畠中 規
難病の地域保健活動とネットワーク / ��奥幸枝

■講座 実力グンとup講座
第7回 身体機能からみる片麻痺者のADL―評価と訓練方法
食事(2) / 内山正視,他

新連載
知っているようで知らない訪問スタッフのための感染症講座
どこまで知っている? 感染予防の考え方 / 村井貞子

新連載 認知症治療とケアシステム最前線!
これからの認知症対策の方向性 / 粟田主一

新連載 リスクコミュニケーションの入門と実践
リスクコミュニケーションってなんだろう? / 宮口英樹

■講座 ためになる とっておきのゼミ
第7回 義肢装具が苦手な人のための義肢装具講座
糖尿病足病変 / 北川新二

最終回 コ・メディカルが知っておきたい!最新の高齢者薬物療法の知識
高齢者のエビデンスと要注意薬 / 秋下雅弘

新連載 性生活支援にかかわっていますか?
エピソード1: 50代で脳卒中になった主婦 / �ｺ永千尋

新連載 保健師さんの活動に学ぶ地域への入り方
保健師活動10年のあゆみ / 廣末ゆか
■連載
第7回 日々,訪問!
リハビリのテーマは「青春」です / 加藤大樹

第7回 地域リハを紡ぐあなたたちへ─先達澤村誠志が伝えたいこと
一度でいいから,海外先進国の医療・福祉の現場に触れて
視野を広げてほしい / 澤村誠志

第7回 セラピスト生活における私の転機日記
新たな本流を目指して / 竹田義教

新連載 テクノロジーの活用で生活がこんなに変わる
─ユーザー視点で見たIT支援の意義
小橋弘照さんの場合 / 山田栄子

新連載 音楽家が奏でる“アメリカの音楽療法”
どうしてアメリカで音楽や作業療法を学んだのか? / 菅原英介,他

新連載 介護者・養育者の窓
息子の事故から12年―家族の気持ち / 鈴木真弓

新連載 リハビリテーション関連団体の動向
─高齢者・障がい児(者)を支えるためにいま
日本作業療法士協会―人は作業をすることで元気になれる / 中村春基

第6回 海外通信
「近づいてみれば誰一人まともな人はいない」
―〈危機〉に〈みんな〉で対処するイタリア地域精神保健 / 松嶋 健