雑誌バックナンバー
Derma(デルマ) 2月号

誌名: Derma(デルマ) 2月号

創刊: 全日本病院出版会
発売日: 2007年02月15日

価格: 2,520円

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雑誌紹介

毎号、日々の臨床に即した1つのテーマにしぼり、全ページにわたって様々な角度から解説している。一つ一つの論文に図表を多用し、さらにオールカラーで、大きく、より見やすくレイアウトし、多くのページを割いているため、読者の「ここまで知りたかった」という要望に応える。開業の先生方から絶大な人気!


概要

Monthly Book Derma. No.123
フットケアの実際
 
フットケアの現状と鶏眼・胼胝腫,陥入爪の病型分類の提案について 倉片 長門
フットケアに関連した職種の現状を述べるとともに,陥入爪,鶏眼・胼胝腫の臨床病型分類を提案した.
糖尿病内科と連携したドイツ式フットケア(フスフレーゲ) 斎藤 貴子
近年,ドイツでは糖尿病患者のフットケアに関して内科医と
ポドローゲ(フスフレーゲの国家資格)の連携が確立してきているが,
日本ではまだフスフレーゲの認識が薄いうえ,フスフレーガーの数が少ない.
糖尿病患者への定期的なフスフレーゲは有用性が高い.
ハイリスクな糖尿病患者の足病変の早期発見に対しても,内科医,看護師,
フスフレーガーの連携が重要である.
看護師の行うフットケア 杉田 和枝
糖尿病患者に対するフットケアの療養指導システムと,
「足外来」におけるフットケアの実際とそのポイントについて紹介する.
内科医にできるフットケア 日吉  徹
内科医のフットケアでは足の診察を日常臨床に取り入れるべきで,
特に視診,触診が重要である.診断法としてはSPPやABI,MRアンジオグラフィーなどに注目したい.
陥入爪治療と側骨間靱帯について 島倉 康人
陥入爪治療においては,外科的治療でも保存的治療でも,
側骨間靱帯の解剖学的位置を念頭において治療を行うことが大切である.
陥入爪手術の提案―爪甲のみと骨膜,骨まで考慮した手術 南條 昭雄ほか
(1)爪甲のみ・骨膜まで・骨まで考慮したそれぞれの陥入爪手術の特徴と病態への適応についての提案.
(2)将来起こりうる術後の爪甲の形状にも配慮し,
顕微鏡下手術(micro surgery)の応用により
側骨間靱帯を確実に同定し温存する新たな手術法の提案.
鶏眼,胼胝腫に対する足底挿板の効果について 内田 俊彦
靴合わせを行う際の注意点―足は荷重・非荷重でその大きさは変化する.
靴合わせを考える際,非荷重の足サイズも参考にすべきである.細い靴も履いてみるべし!
鶏眼・胼胝・陥入爪に対する靴の影響 塩之谷 香
足病変を診たとき,原因としての靴のチェックが必要である.
患者は自覚していなくても,足と適合していない場合がほとんどである.
適切な靴を選ぶポイントを紹介する.
医療機関からドロップアウトしてきた
足にトラブルのあるお客の詳細について 大岩 久恵
医療機関からドロップアウトするお客の来店動機と心理状態を,
生の声から医療機関に望むことをまとめた.
爪変形に対するネイルリペアの技術 瓜生 明子
爪変形に対する処置法として,スカルプチュアによる
人工爪を用いた爪修復技術(ネイルリペア)をネイリストの立場から述べた.
陥入爪治療におけるVHO法 河合 修三
陥入爪に対する従来の非観血的方法では十分な効果を期待できなかったが,
VHO式爪矯正法は,有用性が極めて高い保存的治療法である.
鶏眼・胼胝腫,陥入爪患者に合併した足の変形の検討 関根 孝夫ほか
皮膚科のシューフィット外来を受診した鶏眼・胼胝腫と陥入爪患者に合併した開張足の変形を検討した.


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