雑誌バックナンバー
Derma(デルマ) 11月号

誌名: Derma(デルマ) 11月号

創刊: 全日本病院出版会
発売日: 2007年11月14日

価格: 2,520円

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雑誌紹介

毎号、日々の臨床に即した1つのテーマにしぼり、全ページにわたって様々な角度から解説している。一つ一つの論文に図表を多用し、さらにオールカラーで、大きく、より見やすくレイアウトし、多くのページを割いているため、読者の「ここまで知りたかった」という要望に応える。開業の先生方から絶大な人気!


概要

Monthly Book Derma. No.133
アトピー性皮膚炎最前線
 
アトピー性皮膚炎とIgE 佐藤 伸一ほか
アトピー性皮膚炎におけるIgEの関与については不明な点が多いが,臨床的な観点,
そして動物モデルを用いた実験結果からその関与について考察した.
アトピー性皮膚炎とT細胞・好酸球性炎症 照井  正
アレルギー疾患の代表的な疾患の一つであるアトピー性皮膚炎患者の皮膚病変にしばしば好酸球が観察される.
アトピー性皮膚炎の病変形成に好酸球がどのように関与しているのか?
アトピー性皮膚炎におけるサイトカイン・ケモカイン 中村晃一郎
アトピー性皮膚炎の病態にTh1・Th2サイトカインが関与し,
ケモカインはこれらのリンパ球の皮膚への遊走・機能に重要な役割を果たす.
代表的なケモカインについて解説する.
アトピー性皮膚炎と接触アレルギー 松永佳世子
アトピー性皮膚炎の難治性皮疹や急性憎悪には皮膚に直接繰り返し接触する外用薬,
化粧品などによる接触アレルギーが関与することがあり,その原因究明と対処が重要である.
アトピー性皮膚炎とかゆみ 生駒 晃彦
アトピー性皮膚炎にみられるかゆみ過敏を含むかゆみの基礎的知見を紹介し,
アトピー性皮膚炎のかゆみ治療に必要な薬物治療と生活指導について考察する.
アトピー性皮膚炎の疫学 占部 和敬
我が国での全国的なアトピー性皮膚炎(AD)の疫学調査の結果を中心に,最近の動向を紹介した.
アトピー性皮膚炎とステロイド・タクロリムス 古江 増隆
ステロイド外用療法・タクロリムス外用療法は保湿剤・保護剤外用とともにアトピー性皮膚炎の基本的な外用療法である.
その具体的な考え方や使用法についてまとめた.
アトピー性皮膚炎とシクロスポリン 五十嵐敦之
ステロイドと作用機序の異なるシクロスポリンの内服療法は,
既存治療に抵抗性の重症アトピー性皮膚炎の治療手段として存在価値は大きい.
アトピー性皮膚炎と抗アレルギー薬内服療法について 古川 裕利
抗アレルギー薬の作用は抗ヒスタミン作用のみならず多様である.
塩酸オロパタジンは末梢血単核球のTh2ケモカイン産生抑制を介しADの病態を改善する可能性がある.
アトピー性皮膚炎診療におけるNFκBデコイODN軟膏の可能性 玉井 克人
NFκBデコイODN軟膏は,NFκBの機能を特異的に抑制し,アトピー性皮膚炎重症顔面病変でよく吸収されて
効果を発揮することが期待される,全く新しい概念の抗炎症外用薬である.


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