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Derma(デルマ) 7月号

誌名: Derma(デルマ) 7月号

創刊: 全日本病院出版会
発売日: 2008年07月15日

価格: 2,520円

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雑誌紹介

毎号、日々の臨床に即した1つのテーマにしぼり、全ページにわたって様々な角度から解説している。一つ一つの論文に図表を多用し、さらにオールカラーで、大きく、より見やすくレイアウトし、多くのページを割いているため、読者の「ここまで知りたかった」という要望に応える。開業の先生方から絶大な人気!


概要

Monthly Book Derma. No.141
性感染症 診断と治療
 
性感染症の動向 朝比奈昭彦ほか
多くの性感染症は法律の下で動向が調査され,梅毒やエイズは届出が必要である.
若年者の感染が中心で,いまだに増加している疾患もあり,予防のための教育が欠かせない.
梅毒の検査 立花 隆夫
STSの1法,あるいは梅毒トレポネーマ抗原法と組み合わせたスクリーニング検査を行い,
陽性の場合はそれらの定量検査を行う.
梅 毒 松永 るり
梅毒の臨床症状,治療について述べ,HIV感染者に生じた場合の症状,治療についても触れた.
HIV/AIDS 浅田 秀夫
HIV感染症では,経過中に90%以上の患者に皮膚および粘膜病変が出現し,
これが診断の契機となることも多く,また,免疫不全の進行度を予測する手がかりともなりうる.
性器ヘルペス 蒲原  毅
性器ヘルペスは,再発を繰り返して患者のQOLを低下させていることが問題となっている.
診断,治療のポイント,最近の動向につき述べた.
HPV感染症 渡邉 徹心ほか
HPV感染症に対しては的確な診断,治療に加え,
今後はワクチンによる感染予防が可能かつ重要になる可能性がある.
ケジラミ症(pediculosis pubis) 夏秋  優
ケジラミは陰毛を中心とした体毛に寄生し,主に性行為に伴う陰毛の接触によって感染する.
治療にはフェノトリンが有効である.
疥 癬 和田 康夫
男性外陰部は,疥癬の診断に重要かつ有益である.性感染症診察の一環として,
男性外陰部を詳細に診察することは有意義と考える.
その他の性感染症(軟性下疳,性器カンジダ症など) 小野 文武ほか
軟性下疳は近年では稀な疾患であるが,陰部潰瘍をきたす他疾患との鑑別を要する.
性器カンジダ症は日和見感染症である一面が強く,STDとしての診断は慎重に行う必要がある.
陰部に出来る病気・発疹とSTDの鑑別 伊豆 邦夫ほか
性器ヘルペスおよび尖圭コンジローマと陰部に生じる他の疾患との発疹の形態など臨床的な鑑別点を中心に解説する.


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